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NPO法人 大阪区民カレッジの講師を本学教員が務めました(言語聴覚学科 中谷謙教授)

2024年06月20日(木)森ノ宮医療大学
  

2024年6月10日(月)にNPO法人 大阪区民カレッジ平野校の授業を、昨年の住之江・住吉校に引き続き、本学総合リハビリテーション学部 言語聴覚学科の中谷謙教授が務めました。
 
大阪区民カレッジは、認定NPO法人大阪府高齢者大学校の支援を受けて始まった、シニア世代の方を対象とした市民大学講座です。
地域の学びや体験を通じて、地元の魅力を再発見し、地域愛の熟成を図るとともに、地域参加の手法を学び、新たなまちづくりの担い手になることを目指しています。
今回の平野校を含めて大阪市内に9校あり、多くが満員御礼となるほど人気のカレッジです。
 
今回のテーマは「エイジレス健康講座」ということで、言語聴覚士※である中谷教授より「話す、聴く、安全に飲み込むについて考えてみましょう」と題して授業が行われました。
話す、飲み込む、聴くは私たちがごく当たり前のように行っている動作ですが、唇や舌の動きと体操、聞こえのメカニズム、ゴックンの仕組みと安全な飲み込み方の解説など、動画や実演などを交えながら具体的にお話しました。
 
参加者の様子として、真剣にメモを取られたり、クイズや体験の際は積極的に手を挙げていただき、また一緒に体操を行うなど、大変熱心に受講されていました。
授業後は「大変参考になりました。これからに活かしたいと思います。」などと、何人もの参加者の方からお声かけいただきました。
 
本学では2024年度より総合リハビリテーション学部に言語聴覚学科を開設しました。
今回のように地域の皆さまを含めた一般の方々にも言語聴覚士について、もっと知っていただけるように今後も関係機関と連携を図りながら、積極的に参加・実施してまいります。
 
※言語聴覚士とは?
小児から超高齢者まで幅広い方を対象に、検査や訓練、助言などを行い、「話す、聴く、食べる」といった日常生活に欠かせない機能の回復や向上、社会復帰、発達を支援するスペシャリストです。
失語症など言語障がい、聴覚障がい、嚥下障がい、言葉の発達の遅れなどをサポートし、ご家族を含めて情報共有や指導を行います。
 
【言語聴覚学科特設ページ】