建学の精神
シンボルマークについて
本学のロゴマークのモチーフは、「いのち(生命原理)」や「はじまり」、「対立物が統一された完全状態」を意味する"たまご"。中心のMは、「Morinomiya(森ノ宮)」「Medical care(医療)」「Medicine(医学)」「Mind(精神)」を象徴。青色の波を象っている部分は本学のキャンパスが位置するベイエリア「海」を表現しています。
教育目標
本学の教育目標は、幅広い知識と高度な専門技術を有し、チーム医療の実践に求められる豊かな感性と高い倫理観を備えた専門職医療人を育成することにあります。疾病の予防と治療や健康の維持・増進に有用となる科学的根拠を示し、現代医学と伝統医学の双方を尊重した特色ある教育活動によって、医学と医療の発展に寄与できる人材を社会に送り出すことにあります。
また、本学は、高度の専門職医療人として自ら課題を探求する能力を有し、自立的な社会人として、地域や社会において活躍する人材を育成することを目標としています。その実現に向けて本学は、長期的に研究成果を蓄積していくとともに、次の時代を先取りする先見性のある基礎研究や臨床研究を展開させ、全学横断的な連携と支援協力体制の下に研究活動を推進してゆきます。また地域にあっては、知の集積拠点として、広く資料を研究者や市民に開放し、大学附属施術所と学園附属クリニックとの連携の下、地域医療に係わり、「地域とともに発展する大学」として健康な街づくりに積極的に取り組んでいき、社会への貢献を図って行きます。
学長・理事長挨拶
学長ごあいさつ
人間味と熱意ある医療人をめざして。
森ノ宮医療大学は、多岐にわたる医療専門職養成学科を擁する医療系総合大学です。各学科・専攻科・大学院はそれぞれ高度な医学教育・研究を展開しており、また専門領域の垣根を超えた横断的医療教育プログラムにより魅力的な多職種連携チーム医療教育を実践しています。
また、さまざまな医療現場でリーダーシップを発揮しながら活躍できる優れた人材を輩出すべく、病院臨地実習にも注力しており、大阪府内の中核病院・基幹病院を中心として、多様な連携病院を豊富に確保しています。これは都市型医療大学ならではの魅力であり、病院実習では実践力を養うだけでなく、医療の奥深さ、重要性、そして現場の魅力をしっかり体感できるものと確信しています。
Hospital(病院)という言葉は、Hospitality(他者への思いやりの心)を語源としています。本学は、病める人と向き合うためのこの基本的な心を忘れず、単なる知識人を作るのではなく、幅広い教養と豊かな人間性を育むことにも重点を置き、品位ある医療人を育成したいと考えています。
本学は、学生一人ひとりの個性を尊重し、一人ひとりに寄り添うきめ細やかな教育を行っています。多様な医療を学ぶ意欲を持ち、人間味あふれる優れた医療人をめざす皆さまの入学を心よりお待ちしております。
学長/医師
青木 元邦
Aoki Motokuni
大阪大学医学部卒、医学博士。
専門は循環器学、老年病医学、分子生物学。大阪大学医学部附属病院、米国ハーバード大学医学部ブリガム&ウイメンズ病院などに勤務後、大阪大学大学院医学系研究科准教授、森ノ宮医療大学保健医療学部学部長を経て、2021年4月より現職。
理事長ごあいさつ
学校法人森ノ宮医療学園は昭和48年(1973年)に「臨床に優れ、かつ豊かな人間性に裏打ちされた医療人を育成する」という建学の精神のもとに専門学校を設立し、平成19年(2007年)に森ノ宮医療大学を開学いたしました。さらに平成23年(2011年)には大学院 保健医療学研究科 修士課程、平成30年(2018年)には、博士後期課程を開設し、連携病院の皆様にもご協力をいただきながら教育・研究の充実に努めてまいりました。
本学園は「人によりそい幸福を希う学園」を基本理念とし、病める方の立場にたって考え、行動できる医療人を育成することが使命と考えております。医療に対するニーズが多様化する中、医療人育成を専門とする学園として、医療現場で成長していくための基盤となる知識と技術の教育を行うとともに、様々な医療分野をめざす学生が相互理解を深めることができる環境の充実を図ってまいります。そのためには、様々な医療分野の専門職が相互理解と交流を重ねて、人々の健康に貢献できる協働体制を築いていくことが必要です。
森ノ宮医療大学は東洋医学分野を有する医療大学として、全人的な医療を担うための専門的な知識・技術、探求心を備えるとともに、他の医療専門職と協調してチーム医療を実践できる人材を育成し、社会に貢献していきます。何卒、皆様方のご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
学校法人 森ノ宮医療学園 理事長
清水 尚道
Naomichi Shimizu