臨床検査学科 施設・研究設備 CURRICULUM AND FACILITIES
施設・研究設備
病院さながらの環境を、キャンパス内に再現し、臨床力を養成
分析系実習室・形態系実習室
分析系実習室は、臨床化学検査学、免疫検査学、遺伝子検査学など分析技術を主体とした実習室です。病原体に対する抗体や血液型検査、生体内の電解質や酵素、蛋白、脂質の測定などさまざまな用途に用いるためスペースを大きく確保しています。形態系実習室では、病理検査学、血液検査学、一般検査学、微生物検査学などの形態観察を主体とした実習を行います。
顕微鏡室
分析系・形態系実習室で作製した標本や、血液成分の量などを観察するための顕微鏡を配置している実習室です。
超音波検査装置
超音波を用いてリアルタイムで身体の中を見る装置。身体に超音波を送信し、組織からの反射(エコー)を映像化することで、身体の断面画像が得られます。心臓、腹部、表在の体内器官などの画像診断に優れています。
生理学実習室
病院でも使用する超音波(エコー)検査装置をはじめとするさまざまな実習機器を設置。これらを用いて、循環器・消化器・神経系・体表臓器など医療の現場で必要となる知識や技術を実践的に学びます。
超遠心機
超高速回転 (最大100,000rpm)にて大きな加速度を試料にかけることができます。これによりタンパク質の濃縮や分離、またエクソソームなど生体内の微小粒子やウイルス粒子の分離が可能です。ほかに、多目的冷却遠心機、微量高速遠心機があります。
リアルタイムPCR装置
核酸の増幅に必須の装置。ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)において、DNAの熱変性、アニーリング、伸長反応をくり返すことでDNAを増幅します。
自動化学分析装置
血液などの検体中の成分濃度測定をする自動分析装置です。最大100項目の同時測定、最小検体量1.0μLからの分注が可能なモデル。実際の医療機関でも導入されています。
MORINOMIYA + PLUS INFO
最新の「画像ファイリングシステム」を導入
心電計・超音波検査装置などの機器と接続し、検査の予約から検査結果の蓄積、データの二次利用などを支援するシステム。医療機関と同様のシステムを導入しています。