診療放射線学科 施設・研究設備 CURRICULUM AND FACILITIES
施設・研究設備
医療機関と同じ基準で設計された実習室
最新機器から伝統的な機器まで幅広く用意
X線CT装置(コンピュータ断層撮影装置)
360度あらゆる方向からX線を身体に照射して内部を調べる装置。検出されたX線情報をコンピュータ処理することで輪切りの断層画像をつくり、がんや血管病変を発見することができます。検査室と操作室に分かれており、実際の医療機関同様の環境を再現しています。
デジタルマンモグラフィシステム(デジタル式乳房用X線診断装置)
乳がん検査に効果的な高画質画像が得られるFPD搭載装置。適切な線質・線量での撮影が可能で、触診や超音波検査では見つかりにくい小さな病変も写し出すことができます。
Cアーム型デジタル透視システム(移動型3次元X線透視診断装置)
任意の角度からX線透視しながら行われる、整形外科手術や血管外科での血管内カテーテル治療などに使用される移動型の撮影装置。コーンビームCTと呼ばれる簡易的な3DCTが撮影できます。
オープンMRI装置(磁気共鳴画像診断装置)
X線は使用せず、強い磁場と電磁波を使って身体の中を画像化する装置。本学では、静穏性が高く、広い空間で検査ができるオープンMRIを導入しています。
一般撮影装置(DR搭載高機能X線撮影システム)
オートポジショニング機能を備えた最新鋭の一般撮影装置。トモシンセシス※・エネルギーサブトラクションも撮影できます。
※1回の撮影で複数の連続断層画像が得られる画像技術
MORINOMIYA + PLUS INFO
一部の機器は英語表記とし、海外製品が多い現場に対応
診療放射線技師が扱う機器においては海外製品も増えてきており、病院内でも英語表記のまま操作するケースもあります。本学科ではこれからの診療放射線技師として多様な現場で活躍できる人材を養成するため、一部機器は英語表記のまま実習を行います。