DEPARTMENT OF RADIOLOGICAL SCIENCES 医療技術学部

診療放射線学科 PREPARING FOR NATIONAL EXAM AND EMPLOYMENT RECORD

国家試験対策

※本学の合格率は、各年度3月卒業生実績

全国平均を大きく上回る結果に!

2024年3月に第1期生が卒業し、 診療放射線技士国家試験の合格率が91.7%と、全国平均を大きく上回る結果となりました。

1年次から段階を踏んで対策

「模擬試験」「通常のカリキュラム」「国家試験対策講座」などを、その学年に合わせて配置し、段階的な学力向上を図ります。

1年次

国家試験の過去問に触れ、出題形式・範囲を知るとともに、基礎学力を身につけます。

2年次~3年次

年数回の「模擬試験」と、長期休暇時の「対策講座」によって知識を広げていきます。

4年次

模擬試験を数多く実施し、国家試験の直前には「重点対策講座」を開講します。

卒業後の進路

医療機関でスペシャリストをめざすほか、
医療関連企業、放射線を扱う企業など、活躍の場は多彩

診療放射線技師の多くは、国公立病院・大学附属病院・民間の医療機関などで活躍しています。大規模な総合病院や医療センターの場合、多職種と協力しながら幅広い検査を担当することもあれば、担当を細分化していくつかの検査を専門に行うこともあります。小規模なクリニックでは、一般撮影やCT検査・MRI検査などの検査を一人で任されることもあります。医療機関以外では、CTやMRI装置などの医療機器を開発している企業へ就職し、機器の研究開発、現場の診療放射線技師に対する機器の技術指導、機器販売などに携わることもできます。また、放射線を扱う原子力発電所や電力会社、研究所などにおいて、放射線測定や放射線を利用した「非破壊検査」と呼ばれる検査を行う専門家としての道もあります。

【活躍のフィールド】

女性技師のニーズが年々高まっています!

近年、“乳がん”の早期発見に、診療放射線技師による「マンモグラフィ検査」が有効とされ、受診率が増加傾向にあります。女性が安心して検査を受けられるよう、女性の診療放射線技師が必要とされています。

現場で働く女性技師の割合は男性に比べ少ない状態です。ただ、近年は女性技師のニーズの高まりを受け、女子学生の割合が増えてきています。

卒業生像

ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)

診療放射線学科に4年以上在籍し、卒業要件単位数を取得したものに卒業が認定され、学士(診療放射線学)の学位が与えられます。これは診療放射線技師国家試験受験資格となります。チーム医療における使命を理解し、診療放射線技師としての職責を自覚し、実践できるよう下記の能力を身につけた人材に学位を授与します。

[1]精度の高い専門的知識と専門技術

保健・医療・福祉の現場等でのチームにおける診療放射線学の役割を理解し、自己の知識・技術を点検・評価し、実践に即した精度の高い知識と専門技術を活用し、それぞれの立場を理解した上で診療放射線技師としての知識力と技術力を発揮することができます。

[2]チーム医療で活躍するための幅広い知識と協調性・コミュニケーション能力

チーム医療を実践するために他職種に関する幅広い知識と患者・家族の想いを理解し、チーム医療の実践に欠かせない協調性・コミュニケーション能力を駆使して、医学の進歩と地域・社会福祉の向上に寄与することができます。

[3]豊かな人間力

他者への思いやりの心を持ち、人によりそう豊かな感性、その想いを医療の力にかえることのできる人間力、さらには生命と真摯に向き合う高い倫理観を育むことができます。

[4]主体的問題解決能力

診療放射線技師に相応しい高い専門性と研究能力を備え、放射線に関する諸問題をあらゆる角度から科学的視点で捉え、主体的に創造的に問題を解決することができます。

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