医療人の基礎を築く
メディカルリベラル・アーツ教育
チーム医療では欠かせない医療の「共通のことば」を学ぶ
チーム医療でのコミュニケーションに欠かせないのは、「医療の共通のことば」です。多種多様な医療の専門家が連携する現場では、専門的な内容を交わすことが多々あります。本学では、全学科で医学的な基礎知識を徹底的に学び、科学・論理に基づいた問題解決能力を身につける教育を行っています。
社会人として、そして医療人として必要な人間力を磨く
医療は人の生活に深く関わる仕事であるため、自分自身の人間性や思考力が大切になってきます。本学では豊かな人間性、社会性に裏打ちされた医療人を育成することを目的に、幅広い教養科目を用意。将来、医療のプロフェッショナルとして広い視野に立って、患者さんに寄り添うことができる力を身につけます。
POINT 1 初年次教育
大学での学修に必要なことを理解する、最も基礎となる教育
大学では自主的な学修が求められます。本学では1年次の前期に大学での学問に必要な知識や技術、大学生に求められる良識・心構えなどを身につけるために初年次教育を行っています。
PICK UP 講義 基礎ゼミナール
レポートの書き方、グループワークにおけるディベート、文献資料の検索など、大学での研究の基礎であり必要不可欠な知識や技術を修得します。
POINT 2 リメディアル教育
高校での苦手を克服するための基礎教育
医療を学ぶためには「人体の構造・機能」についての理解が不可欠であり、その基礎となるのは高校時代の学びをベースとした理系科目です。そのため本学では医療を学ぶ基礎をしっかりと築くための科目を配当しています。
PICK UP 講義 生物学
医療全般の基礎となる生物について理解を深めます。特に細胞の構造や代謝、個体の恒常性と調節、刺激の需要と反応など医療に必要となる分野を重点的に学びます。
POINT 3 一般教養教育
医療人として必要な豊かな人間性、社会性を育む教育
患者さんに寄り添える医療人としての考え方や意識を育む教育です。幅広い教養を身につけ、人間としての成長を促すだけではなく、自身の専門分野にも生かされる科目が多く配当されています。
PICK UP 講義 生命倫理学
現代社会では、人の命の始まりと終わりにおいて、数々の問題が生じています。例えば代理母、脳死と臓器移植、安楽死などです。それら諸問題について理解を深め、医療人としてどのようなケアをすべきかを考えます。
この他にも、以下のような教養科目があります。
- 物理学
- 化学
- 情報処理
- 統計学
- 心理学
- 哲学
- 社会福祉学
- 日本国憲法
- 東洋史概説
- 西洋史概説
- 英語Ⅰ
- 英語Ⅱ
- 英会話
- 医学英語
- 基礎英語演習
- 応用英語演習
森ノ宮英語教育プログラム MEEP(希望者のみ)
Morinomiya English Education Program。グローバル時代に必要な「英語力」と「国際感覚」を身につけた医療人を育成するための特別プログラムです。
MEEPの教育のポイント
- 医療大学ならではの英語教育
- 海外研修で視野を広げる