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高齢者対象安全運転イベントで本学教員が講師を務めました(作業療法学科 鍵野将平助教)

2024年06月11日(火)森ノ宮医療大学
  

近年、高齢者による自動車運転中の事故やトラブルに関するニュースが多く発信されています。
事故の原因として、視力・聴力・認知機能の低下、運動機能の衰え、心理的変化等の影響が挙げられ、その結果判断の遅れが生じて事故に至るケースがあります。
それに伴い、世間では事故等を未然に防ぐために高齢者による免許返納の動きがあるものの、居住する地域によっては生活する上で自動車が必要不可欠であり、返納が困難な場合もあります。
 
そこで、和歌山県作業療法士会と和歌山県理学療法士協会等の4団体が共催し、「安全運転延伸」と「運転終活」を組み合わせた、全4回からなる高齢者対象の講座「地域での移動と生活を考える会」を開催しました。
 
初回となる1回目は2024年5月11日(土)に開催され、「加齢に伴う変化と自動車運転」をテーマに講座を実施しました。
参加者は、ドライビングシミュレーターや体力測定を通して自身の心身の状況や運転能力を把握したり、様々な能力低下を遅延させるための体操、能力低下を補う技術としてサポートカーの体験をされました。
 
本講座では本学総合リハビリテーション学部作業療法学科の鍵野将平助教が講師を務め、加齢による機能の低下を防ぐための「高齢者体操プログラム」を実施しました。
 
【鍵野助教のコメント】
自動車運転を長く安全に続けていただくために、リハビリ専門職として貢献できる部分があると思います。今後も他職種・他機関との連携をさらに拡大し、このような企画を継続・推進していきたいと考えています。
 
【本イベントに関するメディア報道】
わかやま新報
 
毎日新聞(有料記事)