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本学学生による能登半島地震災害のボランティア活動報告

2024年02月15日(木)森ノ宮医療大学
広報課

2024年2月8日(木)~2月11日(日・祝)、このたびの能登半島地震により被害に遭われた方々を支援するため、石川県輪島市内の災害ボランティア活動に参加された本学作業療法学科3年・山下陽向さんの活動報告です。
 
 
ボランティア活動のきっかけ
 
介護福祉士である父がボランティア活動へ行くということを知り、自分自身にも何かできないかと考えました。
 
そこで、看護師やケア職で構成される団体の方へ連絡をしたところ、医療系大学生でも参加可能ということだったので、迷わず行くことを決めました。
 
実は高校生の時にも、2018年の岡山県倉敷市真備町豪雨災害ボランティア活動に参加したことがあり、その時に得た経験からも、すぐに行動を起こそうという気持ちになりました。
 
 
どのようなボランティア活動を行ったのか
 
輪島市内にある、グループホーム内で入所者の方、また現在は避難所としても利用されており、その方々のバイタルチェック、食事介助、排泄介助を行いました。
 
他にもいろいろな話をさせていただいたり、これまでの作業療法学科での学びを生かして、その場にあった新聞紙を丸めて、棒体操をしたりしました。
 
また、カラオケがあったので、高齢者の方が知っている曲で自分も知っている曲はないかと考え、うろ覚えではありましたが、氷川きよしさんの「きよしのズンドコ節」を歌ったところ、手拍子や声を合わせてくれました。
 
 
今回のボランティア活動で感じたことや得たことは

実際の現場はテレビで見ているより、遥かに被害が大きく、とてもつらく、悲しい気持ちになりました。
 
と同時に、自分自身が医療系大学生としての知識・技術を生かして、できる限りのことをしたいという思いに駆られました。
 
また、被災者の方々からは多くのありがとうの言葉や笑顔をもらい、自分自身が逆に救われた時もありました。
 
まだ、資格を取得しているわけではありませんが、医療者をめざす者として、
とてもやりがいを感じ、モチベーションが高まりました。

これからも人の心に寄り添うことのできる作業療法士になるため、日々がんばります。