INFORMATION

大阪市立瓜破西中学校にて「認知症サポーター養成講座」の講師を務めました!(看護学部看護学科 福島信也教授)

2023年12月11日(月)森ノ宮医療大学
  

本学看護学部看護学科 福島信也教授が、大阪市立瓜破西中学校にて地域の高齢者との関わりを目的とした「認知症サポーター養成講座」の講師を務めました。
 
今回、瓜破西中学校では初めての取組みとして、平野区社会福祉協議会、瓜破地域包括支援センターなどの協力のもと開催されました。
当日は中学1年生や教職員をはじめ、保護者、地域の方々、平野区役所職員を含めた160名の方が参加されました。
 
認知症について楽しく、わかりやすく学ぶことができるように、杖などを用いた「高齢者疑似体験」、手作りのメガネを利用した高齢者の視力体験、高齢者の方々と一緒に楽しむことができる「じゃんけんゲーム」も取り入れながら、座学と体験を交えて説明を行いました。
 
生徒たちのなかには、これまで認知症の言葉を聞いたことはありましたが、今回の講座で具体的な症状を知って驚いている様子も見受けられました。
さらに、生徒のワークシートに「家族がもし認知症になった場合、しっかり介護し、しっかり見守りたい。自分ができない場合は、区役所・病院などとしっかり連絡を取って、アドバイスをしてもらったり、疑問点は解決できるようにしたい。」と記載がありました。
ヤングケアラーの小さな支援につながるのではと考えています。
 
次年度は、近隣の小学校も対象に「認知症サポーター養成講座」を実施予定です。
今後も教育機関と連携を図りながら、取組みの支援を行っていきたいと考えています。