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高齢者対象安全運転イベントで本学教員が講師を務めました(総合リハビリテーション学部作業療法学科 鍵野将平助教)

2023年10月25日(水)森ノ宮医療大学
  

近年、高齢者による自動車運転中の事故やトラブルに関するニュースが多く発信されています。
事故等の原因として、視力・聴力・認知機能の低下、運動機能の衰え、心理的変化等の影響が挙げられ、その結果判断の遅れが生じて事故に至るケースがあります。
それに伴い、世間では事故等を未然に防ぐために高齢者による免許返納の動きがあるものの、居住する地域によっては生活する上で自動車が必要不可欠であり、返納が困難な場合もあります。
 
そこで、2023年9月22日に和歌山県作業療法士会と和歌山県理学療法士協会、自動車販売会社ダイハツ、JAF(日本自動車連盟)がコラボし、免許を保有する高齢者やその家族を対象として、高齢者対象の安全運転教室「あなたの安全運転を守りたい~運転を長く続けるために必要なこと~」を開催しました。
 
参加者は、ドライビングシミュレーターや体力測定を通して自身の心身の状況や運転能力を把握したり、様々な能力低下を遅延させるための体操、能力低下を補う技術としてサポートカーの体験、安全運転に必要な知識として運動姿勢や死角の確認を行いました。
 
本教室では本学総合リハビリテーション学部作業療法学科の鍵野将平助教が講師を務め、加齢による機能の低下を防ぐための「高齢者健康体操プログラム」を実施しました。
鍵野助教は「自動車運転を長く安全に続けていただくために、リハビリ専門職として貢献できる部分があると思います。今後も他職種・他機関との連携をさらに拡大し、このような企画を継続・推進していきたいと考えています。」と話していました。
 
【本イベントに関するメディア報道】
・わかやま新報