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2023年度 ひらめき☆ときめきサイエンスの記録動画が完成!!子どもたちが「いのち」について学び科学のおもしろさを体感するプログラム

2023年09月19日(火)森ノ宮医療大学
  

本学は2023年度に「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」を開催し、9月19日に2プログラムの記録動画を森ノ宮医療大学公式YouTubeチャンネルで公開しました。
 
このプログラムは大学等の研究機関で研究者が行っている科学研究費助成事業(科研費)の研究について、その中に含まれる科学の面白さを、我が国の未来を担う小中学生、高校生に分かりやすい形で直に伝え、科学的好奇心を刺激し、”ひらめき”、”ときめく”心の豊かさと知的創造性を育むことを目的としています。
2023年度は本学で2件のプログラムが採択され、小学5・6年生ならびに中学2・3年生を対象に実施しました。
 
記録動画
中学2・3年生対象「がんとはどんな病気?がん細胞の中で起きていることをみてみよう!」
 
小学5・6年生対象「じん臓すごいぜ!人工腎臓で学ぶ腎臓の働きとおしっこの作り方」
動画の見どころ
今回制作した動画は、7月23日に開催の中学2・3年生を対象とした「がんとはどんな病気?がん細胞の中で起きていることをみてみよう!」、7月29日(土)に小学5・6年生を対象として実施した「じん臓すごいぜ!人工腎臓で学ぶ腎臓の働きとおしっこの作り方」の記録動画です。
中学2・3年生を対象としたプログラムでは、日本人の2人に1人は罹患するといわれている「がん」という病気について講義や実習をとおして学びました。中学生にとっては難しい内容ではありますが、楽しみながら一生懸命取り組んでいる様子をご覧いただけます。また、小学5・6年生を対象としたプログラムでは、初めて触れる本物の臓器(豚の心臓、腎臓)に驚きながらもワクワクした表情で取り組む子どもたちの様子が印象的です。
さらに、本プログラムでは実施協力者として本学学生や卒業生が参画しています。子どもたちが理解しやすいように事前にしっかり予習し、言葉や表情にも気を遣いながら接する本学学生たちの姿はたくましく感じます。ぜひそういった子どもたちの表情や学生たちの成長をご覧ください。
 
本学の想い
今回の2つのプログラムでは対象とする年齢もテーマも異なりますが、医療系総合大学として伝えたい思いは同じです。プログラムに参加し体験することで子どもたちが「いのち」について考え、友人や家族、自分自身を労り、優しく思いやる心を育んでほしい…それが「医療」に繋がるものと確信しています。子どもたちが今回のプログラムをきっかけにその心を大切にして成長してくれることを願っています。
 
今年度実施した「ひらめき☆ときめきサイエンス」プログラム
今年度の「ひらめき☆ときめきサイエンス」のすべてのプログラムは無事に終了しました。参加してくださった小学生、中学生の皆さん、ありがとうございました。
 
プログラム名:じん臓すごいぜ!人工腎臓で学ぶ腎臓の働きとおしっこの作り方
対象:小学5・6年生
講師:辻義弘教授(森ノ宮医療大学 医療技術学部 臨床工学科)
日時:2023年7月15日(土)・7月29日(土)
プログラム名:がんとはどんな病気?がん細胞の中で起きていることをみてみよう!
対象:中学2・3年生
講師:森誠司教授(森ノ宮医療大学 医療技術学部 臨床検査学科)
日時:2023年7月23日(日)
 

中学生対象プログラムの当日の様子中学生対象プログラムの当日の様子

小学生対象プログラムの当日の様子小学生対象プログラムの当日の様子