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大阪認知症研究会 令和5年度医学研究助成に採択されました(臨床検査学科 竹下ひかり講師)

2023年08月24日(木)森ノ宮医療大学
  

この度、本学医療技術学部臨床検査学科の竹下ひかり講師が、「大阪認知症研究会 令和5年度医学研究助成」に採択され、7月28日に助成金の贈呈式が執り行われました。
この研究助成は、認知症の研究を実施している研究機関に所属する研究者を対象として、研究の着実な成果を見出し、認知症の問題・課題の解決を図ることを目的として行われています。
 
大阪認知症研究会 令和5年度医学研究助成
竹下 ひかり 講師(医療技術学部臨床検査学科)
研究課題名:アルツハイマー病による認知フレイルの病態解明を目指した基礎的・臨床的検討
 
竹下講師は本研究助成の採択にあたり、下記のとおりコメントしています。
 
この度、研究科題名『アルツハイマー病による認知フレイルの病態解明を目指した基礎的・臨床的検討』が、大阪認知症研究会 令和5年度 医学研究助成に採択されました。 
フレイル(加齢により心身が老い衰えた状態)と軽度認知機能障害は合併しやすく、その病態は “認知フレイル”と定義されています。
認知フレイルにおいては、歩行速度や握力により評価される身体的フレイル(骨格筋機能低下)と認知機能低下の関連が最も強いとされていますが、その原因について詳細は未だ明らかではありません。
今回採択された研究課題において、我々は、認知フレイルの病態解明を目指して、認知機能障害の最大の原因疾患であるアルツハイマー病による骨格筋機能低下について研究を行っています。 
将来、研究成果を社会に還元することが出来るよう、精一杯取り組んでまいります。