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　午前中には、理学療法機能訓練室と大学附属クリニックのリハビリ室を見学しました。理学療法機能訓練室では、理学療法学科長の堀教授とインクルーシブ医科学研究所工藤所長それぞれの研究内容について説明を受けました。Sahmyook Universityの学生たちは、興味津々の様子で室内にある大型の機械や研究内容が記されたポスターを確認し、機械を用いた実験について質問をしていました。大学附属クリニックのリハビリ室では、エコーなどを用いて実際に患者さんへのリハビリが行われているところを見学し、日本のリハビリの最前線について学んでもらいました。

　午後からは、研究発表会が行われました。冒頭は双方の大学教授から、これまでの2校のあゆみと、韓国と日本それぞれの理学療法士を取り巻く状況について説明がありました。その後双方の大学の学生が英語で研究発表を行いました。同じ職業でも国の制度など違いがたくさんあり、発表後学生たちが活発に質問している様子が印象的でした。

　夕方からは懇親会を行い、天ぷらやお刺身などの日本食を体験しました。同じ学問を学ぶ学生同士ということもあって、英語で頑張ってコミュニケーションをとり、話がつきることなく楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
 

今後もSahmyook Universtityとは定期的な交流を行い、本学の学生たちがグローバルな視点で自分の目指す職業について学ぶ機会を作っていきたいと思います。

 

Sahmyook University：1906年に創立された韓国ソウル市内に所在する公立大学。神学、人文社会学、保健福祉学、薬学、文化芸術学などを学べる総合大学として5000名以上の学生が在籍。