論文が掲載されました（診療放射線学科 今井信也教授）
2023年06月14日（水）森ノ宮医療大学
このたび、医療技術学部診療放射線学科の今井信也教授の論文が、「Radiation Protection Dosimetry」に掲載されました。
Title：Evaluation of factors associated with the effectiveness of radiation protection glasses.
Journal：Radiation Protection Dosimetry. 2023 May; 199(8-9): 1002-1006. doi: 10.1093/rpd/ncad103.
Authors：Imai S, Yamahata A, Kakimoto A, Kawaji Y, Gotanda T, Akagawa T, Yatake H.
WEB link：pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37225197/
【今井教授のコメント】
本研究では、放射線検査において術者の水晶体被ばくを防護するために装着する放射線防護メガネについて、レンズの鉛当量やレンズ面積の大きさが散乱線防護効果にどの程度影響を及ぼすかを明らかにしました。放射線防護メガネは、レンズの鉛当量が大きいと水晶体への防護効果は高くなります。しかし、レンズ面積が小さく水晶体線量計を覆う構造になっていなければ水晶体の被ばくを過大評価する可能性があるため、両者の大きさのバランスが整った放射線防護メガネを選択する必要があります。
【教員データベース】
下記より研究者の業績等をご覧いただけます。
今井信也教授（診療放射線学科）
山畑飛鳥助教（診療放射線学科）
垣本晃宏准教授（診療放射線学科）