論文が掲載されました（作業療法学科 東泰弘准教授）
2023年06月12日（月）森ノ宮医療大学
このたび、MINCL（インクルーシブ医科学研究所）障害支援研究チームの東泰弘准教授（総合リハビリテーション学部作業療法学科）の論文が、「BMC Geriatrics（IF：4.07/2021年）」に掲載されました。
Title：Development of toileting behaviour evaluation for Japanese older patients using wheelchairs in a hospital setting: a validation study.
Journal：BMC Geriatr. 2023 Jun; 23(1): 353. doi: 10.1186/s12877-023-04069-9.
Authors：Higashi Y, Kaneda T, Yuri Y, Horimoto T, Somei Y, Hirayama K.
WEB link：pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37280510/
【東准教授のコメント】
トイレ動作の自立が困難である場合、Quality of Life、精神衛生および社会参加の低下を引き起こすことが報告されています。そこで、我々はトイレ動作を22の動作に分類し、6段階でそれぞれの動作を評点するトイレ動作尺度（Toileting Behavior Evaluation：TBE）を作成しました。今回の論文では、このTBEの信頼性と妥当性を検証しました。その結果、TBEには高い信頼性と妥当性があることが明らかになりました。つまり、TBEを使用することで作業療法士がトイレ動作を正確に、詳細に評価可能となり目標設定や支援の方法選択に役立つと考えています。引き続き、トイレ動作にお困りの方々のお役に少しでも立てるよう、一層の精進を重ねてまいりたいと考えております。
【MINCL】
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東泰弘准教授（作業療法学科）
兼田敏克講師（作業療法学科）
由利禄巳教授（作業療法学科）