論文が掲載されました（作業療法学科 東泰弘准教授）
2023年04月10日（月）森ノ宮医療大学
このたび、MINCL（インクルーシブ医科学研究所）障害支援研究チームの東泰弘准教授（総合リハビリテーション学部作業療法学科）の論文が、「Asian Journal of Occupational Therapy」に掲載されました。
Title：Neurobehavioral Impairment Scale of the A-ONE J: Rasch analysis and concurrent validation.
Journal：Asian Journal of Occupational Therapy. 2023; 19(1): 30-37.
Authors：Yasuhiro Higashi, Shinichi Takabatake, Asako Matsubara, Koji Nishikawa, Toshikatsu Kaneda, Kazuyo Nakaoka, Yuta Somei, Guðrún Árnadóttir.
WEB link：doi.org/10.11596/asiajot.19.30
【概要・研究者コメント】
国外では、認知機能障害と生活障害を関連付けて分析するA-ONEという観察評価法があります。A-ONEでは、生活動作の観察を通じて、どの動作がどのような機能障害で難しいのかを特定します。今回、私たちのグループはA-ONE開発者のGuðrún Árnadóttir氏と共同でA-ONEの機能障害項目の階層性、つまりどの機能障害がより生活を妨げるのかをRasch分析という手法を用いて明らかにしました。この研究により、機能障害を定量的に評価できるようになります。今後も機能障害を有している方の生活を少しでも支援できるように引き続き、研究を継続したいと考えています。
【MINCL】
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