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村上生美名誉教授最終講義を開催しました

2023年03月23日(木)森ノ宮医療大学
  

長きにわたり本学看護学科長ならびに副学長として本学の教育、研究活動にご尽力いただきました村上生美名誉教授が2023年3月末日をもってご勇退されるにあたり、感謝と敬意を込めて、去る3月20日(月)に最終講義「かけぬけた看護職半世紀」を開催しました。
 
村上名誉教授は2010年4月に本学に着任され、看護学科開設に向けて取り組み、開設当初から2018年3月まで看護学科長、2016年4月から2023年3月までは副学長を歴任されました。その中で、看護学科の教員組織体制を構築し、質の高い看護学教育の実現に向けて、教員の教育力・研究力の向上、高い国家試験合格率・就職率に寄与されました。また、看護学科開設当初より、看護学のさらなる高等教育化の実現や、より高度な専門性、学問追及を目標に、大学院保健医療学研究科に看護学専攻博士前期課程、博士後期課程を開設することを目指して取り組まれ、見事実現されるなど本学に多大な貢献をされました。
 
最終講義では、半世紀以上にわたり看護学に携わられた村上名誉教授のこれまでのご経験や森ノ宮医療大学の看護学科開設への思い、学生時代を含めた思い出話に触れられ、参加された多くの学生、卒業生、教職員等は熱心に聞き入り、人との繋がりがいかに大切かということを学びました。
講義の後は学生や卒業生、看護学科教員より花束が贈呈され、荻原名誉学長ならびに教職員を代表して住田陽子准教授より感謝の言葉が述べられました。
 
村上名誉教授のご勇退は本学にとって寂しくはありますが、村上名誉教授が築かれた「森ノ宮医療大学」をさらに発展させられるよう、学生・教職員一同しっかりと思いを受け継いでいきたいと思います。
 
村上名誉教授、ありがとうございました。
益々のご活躍とご発展をお祈り申し上げます。