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【森ノ宮医療大学】研究による社会貢献活動「ひらめき☆ときめきサイエンス」の記録動画が完成!

2023年01月05日(木)森ノ宮医療大学
  

森ノ宮医療大学は、2022年度に3回にわたって開催しました「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」の記録動画を制作し、2023年1月5日に森ノ宮医療大学公式YouTubeチャンネルで公開しました。
このプログラムは、大学等の研究機関で科学研究費助成事業(科研費)により行われている最先端の研究成果を我が国の未来を担う小中学生、高校生に直接見て、聞いて、触れてもらうことで、科学のおもしろさを感じてもらうものです。
2022年度においては本学で2件のプログラムが採択され、小学5・6年生ならびに高校生を対象に実施しました。
 
本動画はこちらからご視聴いただけます。
 
動画の見どころ
今回制作した動画は、2022年12月3日(土)に開催の小学5・6年生対象「『おしっこ』ってどうやって作られるんだろう?人工腎臓で学ぶ腎臓の不思議な働き」(医療技術学部 臨床工学科 辻義弘准教授)の記録動画です。
本プログラムでは、本物の豚の腎臓の解剖を行ったり、実際の医療現場で使用されている人工腎臓と血液透析用監視装置により、牛乳やジュース等のろ過実験を行いました。参加した子どもたちは、はじめは緊張していたり、本物の豚の腎臓を目の当たりにして驚いていましたが、親子で参加できるということもあり、だんだんリラックスしながらも楽しく真剣に取り組む様子がご覧いただけます。また、本プログラムには実施協力者として多くの本学学生が参画しています。戸惑いながらも子どもたちに分かりやすく丁寧に教えようとする姿は医療人のたまごとして頼もしく、成長を伺えます。子どもたちや学生のそういったリアルな表情をぜひ感じ取ってください。
 
本学の想い
本学は2021年度に初めてひらめき☆ときめきサイエンスに採択され、小学5・6年生、高校生に対して実験等をとおして科学のおもしろさを伝えてきました。コロナ禍の影響もあり、実験自体が少なくなりつつある現代において、本プログラムで得た小さな感動は、日常ではなかなか得られないものです。参加された子どもたちにはぜひ、この「ひらめき」「ときめく」心を大切にしてほしいと思います。また、本プログラムには小学校で学習する「理科」が命を救う「医療」に繋がることを感じ取り、自身や家族、友人の心と体を大切に思える人になってほしいというプログラム実施者 辻義弘准教授の想いが込められています。本プログラムを受講したことをきっかけに、今まで以上に自身や周りの人々を気遣い、思いやる心を育んでほしいと願っています。
本学では今後も「ひらめき☆ときめきサイエンス」に応募を希望する研究者の支援や、プログラムの実施に全力で取り組むことで、本学の研究による社会貢献活動に注力していまいります。
 
今年度実施した「ひらめき☆ときめきサイエンス」プログラム
今年度の「ひらめき☆ときめきサイエンス」のすべてのプログラムは無事に終了しました。参加してくださった小学生、高校生の皆さん、ありがとうございました。
 
プログラム名:「おしっこ」ってどうやって作られるんだろう?人工腎臓で学ぶ腎臓の不思議な働き
対象:小学5・6年生
講師:辻義弘准教授(森ノ宮医療大学 医療技術学部 臨床工学科)
日時:2022年7月16日(土)・12月3日(土)
 
プログラム名:病気を見つける!病気を知る!病気と闘う!―基礎医学研究から診断・医療・治療へ―
対象:高校生
講師:松﨑伸介教授(森ノ宮医療大学 医療技術学部 診療放射線学科)
日時:2022年10月23日(日)