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論文が掲載されました(MINCL 河西謙吾研究員・保健医療学研究科 工藤慎太郎教授)

2022年10月17日(月)森ノ宮医療大学
  

本学大学院保健医療学研究科医療科学専攻(博士後期課程)の修了生であるMINCL(インクルーシブ医科学研究所)の河西謙吾研究員が筆頭著者で、大学院保健医療学研究科 工藤慎太郎教授が責任著者である論文がJournal of Bodywork and Movement therapies(IF:1.36)に掲載されました。
 
Title:Investigation of factors associated with decreased gliding between tissues after trochanteric fracture surgery.
Journal:J Bodyw Mov Ther. 2022 Oct; 32: 13-18. doi: 10.1016/j.jbmt.2022.05.018.
Authors:Kawanishi K, Fukumoto Y, Miyashita T, Maekawa Y, Kudo S.
 
【研究者のコメント】
大腿骨転子部骨折後の症例で生じる大腿外側部痛には、組織間の滑走性低下が関連することが、我々の研究で分かっていました。しかし、なぜ大腿外側部の滑走性が低下するかは分かっていませんでした。我々は大腿外側の腸脛靭帯や皮下組織の厚みに注目して解析したところ、大腿外側の皮下組織の厚みが厚くなるほど滑走性が低下することを明らかにしました。今後は皮下組織の厚みを減らす理学療法アプローチを行うことで滑走性が改善するかを検討したいと思います。
 
【教員データベース】
下記より研究者の業績等をご覧いただけます。
 
工藤慎太郎教授
 
前川佳敬教授