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<11.3> 第1回 学術講習会 大好評開催

2012年11月05日(月)森ノ宮医療大学
広報室

11月3日(土・祝)、森ノ宮医療学園校友会 大学鍼灸部会、及び大学理学療法部会主催の第1回学術講習会が本学にて開催されました。

大学鍼灸部会では森ノ宮医療学園専門学校在籍時の同窓生であり、東日本大震災後の現地にご一緒にボランティア治療にも行かれたというお二人、須賀清子さん(平成21年卒・34期生/現在、美容と治療のはり・お灸院クラシーヴァ院長)と、鳥山雅子さん(平成21年卒・34期生/現在、はり・きゅう・リラクゼーションCocochi院長)が招かれ、大学院生(鍼灸師)司会による活発な質疑応答を交えたインタビューと、須賀さんによる美顔鍼灸実技を伴ったミニ講座の時間が持たれました。

「美顔鍼灸」を「美容(エステ)」としてとらえるのではなく、腰痛や肩こりと同じように一つの症状として治療し、施術にあたっているという須賀さん。
「顔を他人にふれられるのは本来いやなこと。それを任せられることの意味と責任を知りましょう」、「なりたい自分があるなら、そこに向かって人一倍の努力をしないと」、「質の高い施術とは、技術・各症状への確実なアプローチはもちろん、患者さんの心に響く施術のこと」、「こうした一つ一つの出会いを大切にして、多くの治療家の話を聞くことで、さまざまな気づきがあり、将来につながるネットワークも広がります」等々、歯切れ良い言葉をポンポン吐きながらの美顔鍼灸実技に、会場は深い共感と共に真摯な向学心に包まれていました。

大学理学療法部会では、今年の5月まで本学准教授を務められていた松田淳子先生(現在、医療法人同仁会 京都九条病院勤務)による「脳血管障害と理学療法」と題された講義とグループワークが、第1期・2期の卒業生を中心に行われました。

両部会とも60~80名ほどの卒業生・在学生で熱気に包まれた学術講習会となりました。