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真夏のオープンキャンパス第2弾!たくさんのご来場ありがとうございました

2011年08月15日(月)森ノ宮医療大学
広報室

本学では、8月13日(土)、14日(日)の2日間、全学オープンキャンパスを開催しました。

7月の開催同様、日本列島猛暑の中、また今月はお盆休みの真っ只中にもかかわらず再び600名を超えるたくさんの方々にご参加いただき、本当にありがとうございました。

7月のオープンキャンパスは『大学で学ぶ面白さを体感しよう!』というコンセプトで、「鍼灸師」・「理学療法士」・「看護師」それぞれの資格取得をめざすために、3年課程(専門学校)ではなく4年課程(大学)で学ぶ、その違いや面白さはどんなところにあるのか、をテーマに、さまざまなプログラムを体感していただきました。
 
今月8月は、お盆休み期間中ということを理由に、『家族みんなで<未来>を考えよう!』というテーマに設定。医療系大学への進学を、家族でまるごと考える機会にしていただこうということで、2日間、レギュラーメニューに加えた特別プログラムを展開しました。
 
第1弾としては、『脳卒中の患者さんの絶望に光を投げかけた心のケアを考える』と題した、「最先端研究模擬講義」特別編を13日(土)に実施。
 
つね日ごろから、人一倍「健康オタク」を自称されていた40代後半のある男性が、3年前の夏の夜に脳梗塞を発症。
救急病院で点滴を中心とした医療処置を受け、急性期の様態を脱したのち、リハビリ専門病院に転院。
そこでの手厚いリハビリ治療により、いまでは私たちが見る限りでも何ら不自由を感じさせない状態にまで回復された、その経過を、ご本人に語っていただくところから始まりました。
 
脳卒中(脳梗塞・脳内出血)はなぜ起きるのか。
その前兆(予兆)に対して、私たちはどんな対応策をとれるのか。
またもし家族が倒れたときはどう対処すれば良いのか、といった一般的な理解を促すために、本学理学療法学科長・金尾教授が平易な解説を加えていきます。
 
入院生活において、服薬の副作用により、うつ状態が深刻なまでになってきて...
病室の天井を見上げながら死ぬことも考えたという男性が、やがて、理学療法士・作業療法士・臨床心理士ら個々の、心を尽くしたケアとチーム医療により、ゆっくりと前向きに生きるチカラを取り戻し、回復していく。
そうした生々しい現実の話が、患者さんの目から見た医療の在り方、医療者の姿を、真剣に考えさせてくれました。
 
今では思い出話として笑顔で語れるとしても、自らの壮絶な病の体験を話されることで、未来の医療者をめざす多くのみなさんたちに、新しい視点と、視野の広がりを意識させる貴重なメッセージを送ってくださった某氏に、改めて感謝申し上げます。
 
また、この教室を含めて、これまでのオープンキャンパスで毎回開講してきた 「最先端研究模擬講義」に参加してくださったみなさま方から、体験のご感想・ご意見をお待ちしています。
 
⇒メールで送る univ@morinomiya-u.ac.jp
⇒はがき、または封書で 〒559-8611 大阪市住之江区南港北1-26-16 森ノ宮医療大学 「オープンキャンパスご意見係」あて
 
 
そして、『医療系大学への進学を、家族で考えていただく』ためのオープンキャンパス特別企画第2弾は、14日(日)開催の『堀内佳 トーク&ライブ ~いま、しあわせに生きるために』でした。
 
午前中の大学説明・学科紹介・実技体験プログラム、あるいはAO入試対策勉強会を終えたみなさんが、正午、ライブ会場として設営した体育館に集まり始めます。(こちらの不手際により、ランチの準備がイマイチ遅れてごめんなさい)
「ツナと卵のサンドイッチセット」、もしくは「えびカツバーガーセット」のランチボックスのお味はいかがでしたか?
みなさんの食事がおおむね終わる頃合いにあわせて、アコースティックギターの音と共に、シンガーソングライター・堀内佳さんの歌とお話のステージが始まりました。
 
数年前に相次いで他界されたご両親から注がれたたくさんの愛情と厳しいしつけ。
その母が、生前に電話越しに朗読してくれた母自作の詩に曲をつけた『この指とまれ』
 
中学2年の堀内少年が、ただただ女の子にモテたくて必死でマスターしたギターをかき鳴らしながら作った処女作『こがらし色の片思い』(「結構いい歌なんだけど、タイトルがねえ・・・」(堀内さん本人・笑)。
 
鍼灸師として病院勤務時代に、自分の技術で患者さんを治しているのではなく、患者さん自身が治ろうとする気持ち(頑張り)に寄り添い、多くのことを学ばせてもらいながら、その手助けをしている立場なのだということに気づかせてくれた患者さん(徳弘さん)との心の交流を描いた『徳弘のおじいちゃん』
 
そして「自分を認め、好きにならないと、人を愛することなんてできない。みんな、いまのそのままの自分を受け入れて、自分に自信を持って生きよう!」と、熱いメッセージを込めた『そのままの君で・・・』
 
ほかにもいっぱい、胸キュンのハイトーンボイスで詩情あふれる歌詞を歌い上げながら、その合間に自己紹介、ひとりボケとツッコミ、父の教え、母のやさしさ、ふるさとへの憧憬、命の大切さ、会場にいるみんながしあわせに生きることの約束・・・などなど、1時間40分きっちりのトーク&ライブでした。さて、参加いただきましたみなさまは、どんなお気持ちを抱かれましたか?
 
『家族みんなで<未来>を考えるオープンキャンパス』のコンセプトにふさわしく、(おそらく)受験生のお姉ちゃんを主役に、ご両親と、弟さんの4人で来られていたご家族を、終演後の会場で拝見しました。
お父さんが堀内さんのCDを購入されていて、おそらくその夜、ご家庭のリビングルームに、再び堀内さんの歌声が流れたのでしょうか。
 
次世代の方へ、とりわけ子供たちへ、全国のコンサート活動を通じてたくさんの愛と勇気と笑顔を届け続けていらっしゃる堀内さんにとっても、また主催した森ノ宮医療大学にとっても、そんなご家族がほかにも何組もいらっしゃったことが、トーク&ライブの大成功!を物語っています。
 
堀内佳さん、そしてスタッフのみなさん、本当に素敵な時間をありがとうございました。
また、堀内さんのステージからの呼びかけに応え、あたたかい手拍子を送り、最後まで聴き続けてくださったみなさまに、もう一度、深く感謝申し上げます。
 
堀内佳さんのホームページはコチラ
 
さて、話題をガラッと変えて、この7~8月のオープンキャンパスで合計3回実施した「AO入試対策勉強会」は、少しは役立ちましたか? いよいよ第1回AO入試が今月28日(日)に迫ってきました。「ミニ講義」・「小論文」・「個人面談」のそれぞれのポイントをさらっとおさらいして、試験当日は、緊張しすぎることなく、ベストを尽くしてください
 
願書の提出〆切は8月24日(水)必着です。早めに準備してお送りください。
 

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鍼灸学科学生スタッフによる 実技体験鍼灸学科学生スタッフによる 実技体験

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「メディカフェ」でのランチ体験も 大盛況!!!「メディカフェ」でのランチ体験も 大盛況!!!

今回もたくさんの学生スタッフが参加してくれました今回もたくさんの学生スタッフが参加してくれました

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