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<06.02> 薄井坦子先生をお迎えし、看護学科開設記念講演会を実施しました。

2011年06月06日(月)森ノ宮医療大学
広報室

今年度4月より開設しました保健医療学部「看護学科」の開設記念講演会が、6月2日、本学キャンパスにて行われました。
 
当日は、実習先病院・施設の皆様方をはじめ、看護学科開設に際してご支援をいただきました多くの関係者の皆様方、また他大学や専門学校の先生方などにご参加いただくとともに、本学・看護学科1期生全員も聴講し、総勢約200名の参加者のもと、盛況のうちに講演会を終えることができました。
 
今回の講演会は、「看護の本質とこれから看護」と題しまして、ナイチンゲールの看護論の研究と自らの看護実践を通して「科学的看護論」を構築された元宮崎県立看護大学長の薄井坦子先生をお迎えし、講演いただきました。

講演の冒頭には「看護ケアは、西洋医療だけでは限界があり、東洋医療の分野も欠かせません。これからは統合医療の時代で、森ノ宮医療大学のように、東西両医療を学べる大学に看護学科が開設されてことを本当にうれしく思います。」と述べられ、本学・看護学科開設に強い期待を示されました。

本題では、ナイチンゲールの看護論や自らの臨床経験を中心に「看護とは何か」ということについてお話いただき、理論を学ぶことの重要性を説かれました。
看護学科の在学生はもちろん、医療に携わる全ての人にとって、大変、感銘を受ける貴重な講演となりました。
 
講演会終了後は、看護学科開設に伴い建設された新校舎(西棟)の施設見学、そして、本学・食堂(メディカフェ)で、ささやかながら記念パーティーを開催し、本学教職員と、各実習先や関係者の皆様方との親睦を深めさせていただく素晴らしい機会となりました。
 
最後となりましたが、この度は、看護学科開設に際してご支援・ご尽力を賜りました皆様方にお礼を申し上げますとともに、今後、本学の学生が医療界で活躍できる人材に育つよう、その教育に力を注いで参ります。
 

薄井坦子先生による講演薄井坦子先生による講演

約200名の方々が来場約200名の方々が来場

本学の学生も熱心に聴講本学の学生も熱心に聴講

記念パーティーの様子記念パーティーの様子