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【看護学科】シンポジウム「若者とともに超高齢社会を考える」を開催しました

2024年07月19日(金)森ノ宮医療大学
  

 看護学部看護学科では、7月13日(土)に、同じく看護教育を行う畿央大学と連携して「若者とともに超高齢社会を考える」と題したシンポジウムを行いました。当日は両大学の学生をはじめ、地域にお住いの高齢者の方々や地域包括支援センターの方など57名もの方にご参加いただきました。
第1部では、本学からはボランティアサークル「アイリス」による介護予防教室の取り組み発表や、現在病院で看護師として勤務する看護学科卒業生による講話、そして外村教授からのICTを活用した介護予防教室の事例紹介がありました。また、畿央大学からは4年生が認知症ケアサークル「オレンジプロジェクト」でのボランティアで考えたことの発表、健康科学部看護医療学科1年生による認知症ケア論を学んでの発表、室谷准教授による在宅でできる「生きる」をテーマにした発表がありました。学生たちは超高齢社会の課題について、自分たちなりにできることを考え、実践していこうとする姿勢が見られたのが印象的でした。
そして第2部では、コーヒーやパンを食べながら楽しく交流していただきながら、タッチケアとしてハンドマッサージも実施したことで、活発に意見交換が行われていました。
実施後のアンケートで、学生からは「様々な発表を聞けて、自分がどのように向き合っていくべきかを考えることができた」「普段関わることが無い人々と交流出来てよかった」などの感想がありました。また、高齢者の方々からは「若い人たちと交流できていい機会になった」「発表が新鮮で心温まるものだった。明るい未来が見えたような気がする」など好評でした。