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企業への就職活動体験記②(臨床工学科4年Y・Kさん)

2023年12月28日(木)森ノ宮医療大学
  

 Y・Kさん(臨床工学科4年・ニプロ株式会社に内定)
ニプロ株式会社…大阪府摂津市に本社を置く企業。医療機器事業、医薬事業、ファーマパッケージング事業、再生医療事業を展開しており、1954年の設立以来、「事業活動を通じた社会貢献」の実現を目指し、技術革新をコンセプトに、世界中の患者さんや医療従事者さまのニーズに応える製品・技術を提供し続けている。
 
・企業就職しようと感じたきっかけについて
 3年生の2月に、臨床工学科の1つ上の先輩方の内定者報告会があり、「企業就職も良いよ」というお話をいただきました。病院就職と企業就職、どちらが自分に合っているのか分からなかったので、企業も視野に入れようと思い、とりあえずいろいろな企業にエントリーしたのがはじまりです。
 
・就職活動の流れ、大変だったこと
 3年生の2月にいろいろな企業にエントリーし、そこからエントリーシートの記入や面接練習をはじめました。実際に企業の面接を受けはじめたのは3月からで、内定が出たのは8月末です。
 就職活動で一番大変だったのは、病院実習との両立です。私は5月末~7月中旬に病院実習に行ったのですが、その段階でまだ企業の内定をもらえていなかったので、すごく焦りがありました。またスケジュールもすごくハードで、企業への就職活動の他に、企業就職には必須となる場合がある運転免許を取得するために自動車学校に通ったり、企業より就職活動時期が遅い病院への就職も視野に入れていくつかの病院を見学したりしていました。
 企業就職にしては内定がもらえたのが遅い時期だったので、心が折れそうになったこともありましたが、最終的に希望の企業に内定をいただけたので、頑張っていてよかったなと思います。
 
・就職活動で活用したアイテム・アプリなど
 就職活動では予定を毎日詰め込んでいたので、スケジュール管理アプリが大活躍でした!またマイナビ、リクナビ、ワンキャリアのアプリを使い、受験する企業を探していました。
 
・就職活動でアピールした内容
 臨床工学科で学ぶ知識・技術がそのまま生かせるメンテナンス職を志望していたので、大学の勉強を一生懸命頑張っていることをアピールしました!また、私は高校まで文系で、大学に入ってから臨床工学科で必要な数学・物理の勉強を本格的にはじめました。そのように、苦手なことでも好きになるまで努力し続けられる点を長所として伝えました。
 
・就職活動において、大学から受けたサポートについて
 大学のキャリアセンターには、エントリーシートを書く練習や面接練習をする際にお世話になり、通い詰めていました。また大学からのサポートというわけではないですが、同じく臨床工学科で企業就職が決まった友人とはいつも励まし合いながら就職活動を行っていて、一緒に名古屋に行った時に電車の中でずっと面接練習をしていたのは良い思い出です!
 
・就職先を選んだ理由
 就職活動で接した人事担当の社員の方がとても優しく、就活生のことをきちんと知ろうとしてくださっている印象があったのが決め手でしたが、条件面も見て総合的に決めました。
 
・臨床工学科の後輩に向けたメッセージ・アドバイス
 私は動き出すのが少し遅かったのですが、3年生の春ごろには企業就職に向けた就職活動を開始するべきだと思います。早く始めるとインターンシップにも参加できますし、実習前に内定をいただくことができれば実習中は実習だけに全力投球できます。
 また就職活動中は、何社も受けて落ちてしまうこともありますが、気負いすぎず「合ってなかったんだな」くらいの気持ちで次に進むことが大切です。
 皆さんがより良い進路を選べるよう応援しています!