INFORMATION

「もりもり健康長寿サロン」がスタートしました!

2023年07月27日(木)森ノ宮医療大学
  

森ノ宮医療大学では、2019年から近隣の南港太陽の町の高齢者の方々を対象に、太陽の町の事業として実施されている「ふれあい喫茶(お茶会)」のスペースをお借りして、健康相談を行ってきました。そのような中で、この地域での高齢化は加速しており、太陽の町側からは高齢者が外出したり人と触れ合える機会が増える活動を何かしてもらえないかとの要望をいただいておりました。そこで、元々地域で実施されている事業に参加するのではなく、別途本学が単独で実施する講座として「もりもり健康長寿サロン」を立ち上げることとなりました。

この事業は、介護予防・認知症予防・地域コミュニティの活性化を目的として、医療職を目指す学生たちが主体となって、血圧・脈拍の測定、オリジナルの体操や脳トレクイズを行うというものです。
 
もしかすると参加者がいないのではと不安に思っていましたが、初回となった7月22日は、大変暑い日にも関わらず15名の方にお越しいただき、満席となりました。講座で使用するスライドは作業療法学科の松下教授監修のもと、作業療法学科の学生たちが作成し、認知症とは何かという紹介や、本学オリジナルの「もりもり元気体操」の実演、脳トレクイズの進行を行いました。初回ということで講座実施後に、参加者お一人お一人に感想をお聞きしたところ、「若い方と触れ合える機会ができて嬉しかった。」「認知症について知らない知識も聞けてよかった。」「みんなでクイズに参加できたので楽しかった。」など笑顔でお答えいただき、皆さんご満足いただけたようでした。
 
学生たちにとっても地域の高齢者の方々の前でこういった講座をさせていただく機会は貴重ですので、とても緊張していましたがいい経験になりました。まだまだ試行錯誤しながらではありますが、同講座について継続的に実施していきたいと思います。またこの日は住之江区役所から取材を受け、区広報紙「さざんか」10月号へも掲載される予定です。是非こちらもご覧いただけますと幸いです。
 
住之江区広報紙「さざんか」:www.city.osaka.lg.jp/suminoe/page/0000596088.html