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市民公開講座「コロナ禍を振り返り、これからを考える」の映像をYouTubeに公開しました

2023年07月10日(月)森ノ宮医療大学
  

 6月29日(木)に、2023年度 第1回市民公開講座「コロナ禍を振り返り、これからを考える」を実施しました。当日は、一般市民、学生、教職員を合わせて160名以上の方にお越しいただき、大変盛況となりました。
 
 今回は5月に5類感染症に移行し、以前よりも身近に感じる機会が少なくなった新型コロナウイルスについて、改めてコロナ禍が始まったときから今までを振り返りつつ、今後どのように付き合っていくべきかについて講演していただきました。基調講演では大阪大学医学部感染制御学の忽那賢志教授に、感染症専門医として新型コロナウイルスとは一体何だったのか、そしてこれからどうなっていくのかをわかりやすい言葉でお話いただきました。講演Ⅰでは関西メディカル病院の杉原多可子看護部長から、押し寄せるコロナの波の中、医療現場ではどのようなケアを行い、どんな教訓を得たのか写真とともにリアルな様子をお伺いしました。そして住之江区役所保健福祉課の古川香奈江担当係長からは、市民を守る行政の立場から、当時を振り返りつつ、今後また未知の感染症が流行したときに重要な備えや、利用できる行政サービスについてお話しいただきました。新型コロナウイルスという全世界の人々を巻き込んだ感染症がテーマだったこともあり、参加された皆さまは熱心に講演を聞かれていました。今後も市民の皆様が健康的な生活を送るためのヒントとなる講座づくりをして参りたいと思います。
 
 本講座の様子を大学公式YouTubeチャンネルにて配信しております。是非ご覧ください。