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【臨床工学科】大阪医療センター附属看護学校2年生との専門職連携教育を実施!

2023年03月03日(金)森ノ宮医療大学
  

 2月28日(火)、本学臨床工学科3年生と大阪医療センター附属看護学校の2年生90名が、双方の職種への理解を深めることを目的に専門職連携教育を実施しました。国立病院機構である大阪医療センターは、本学臨床工学科の実習先となっており、その繋がりで今回この取組を実施する運びとなりました。
 
当日は森ノ宮医療大学を会場として、大阪医療センター附属看護学校と本学臨床工学科の学生が合同で班をつくり、事前に配布された症例に基づいて模擬カンファレンスを行いました。臨床工学科の学生からは患者さんの心情を考慮した支援について、また看護学生からは医療機器の詳細についてといった双方の職種に向けた質問が多く上がり、活発な議論が見られました。
両校の学生は初対面だったため最初は互いに遠慮がちな様子でしたが、カンファレンスが白熱するにつれて徐々に打ち解け、双方の学校生活を紹介し合う場面も見られました。
 
カンファレンス後は、グループごとにカンファレンスを通じて学んだことと、臨床工学技士と看護師の視点の違いについて気づいた点を発表し、研修は終了となりました。学生からは、「カンファレンスを行い、職種による視点の違いを実感できた」「QOL向上に向けた支援は看護師、医療機器についての詳細は臨床工学技士というように、それぞれの得意分野があるので、お互いに協力し合って患者さんによりよい支援をしていくことが大切だと感じた」との声が上がり、双方にとって実りのある研修となりました。