論文が掲載されました（MINCL運動療法エビデンス研究チーム 仲本正美講師）
2022年11月17日（木）森ノ宮医療大学
本学総合リハビリテーション学部 理学療法学科の仲本正美講師が、MINCL（インクルーシブ医科学研究所）運動療法エビデンス研究チームにおいて、井手口範男教授（医療技術学部鍼灸学科）ならびに工藤慎太郎教授（大学院保健医療学研究科/ MINCL所長）と共同研究を行い、その成果（論文）がInternational Journal of Environmental Research and Public Healthに掲載されました。
工藤慎太郎教授
Title：Validity and Reliability of Criteria for Plantar Sensation Assessment Using Semmes-Weinstein Monofilament as a Clinically Usable Index.
Journal：International Journal of Environmental Research and Public Health. 2022 Oct; 19(21): 14092. doi: 10.3390/ijerph192114092.
Authors：Nakamoto M, Ideguchi N, Iwata S, Tomita S, Morimoto N, Fukuda S, Kudo S.
WEB link：pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36360967/
【概要・研究者のコメント】
本研究では、臨床において足底感覚を評価するための簡便な基準と繰り返し検査における誤差の範囲を示すとともに、踵部と中足骨骨頭部（足の付け根）の中央が信頼性の高い検査部位であることを明らかにしました。足底感覚の機能が低下すると転倒リスクが増大することが報告されていますが、その足底感覚の評価方法は研究によって様々であり、その根拠も示されていませんでした。本研究の成果は、足底感覚の効果的な治療法の開発に貢献できると考え、現在もこの手法を用いて介入研究を進めています。
※本研究は「2019年度 森ノ宮医療大学 学長奨励研究プロジェクト」に採択され、学長奨励研究費による支援を受けて実施しました。
【学長奨励研究プロジェクト】
【MINCL】
ホームページ
運動療法エビデンス研究チーム
【教員データベース】
下記より研究者の業績等をご覧いただけます。
仲本正美講師
井手口範男教授
工藤慎太郎教授
