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2022年度科研費 研究活動スタート支援に採択されました(看護学科 下岡ちえ准教授)

2022年09月06日(火)森ノ宮医療大学
  

この度、8月31日付で令和4(2022)年度科学研究費助成事業(科研費)研究活動スタート支援の交付内定についての結果が通知され、本学では今年度着任された看護学科 下岡ちえ准教授の研究課題が採択されました。
 
【交付内定課題】
研究代表者 : 下岡 ちえ 准教授(看護学部看護学科)
事業・種目名 : 科学研究費助成事業-科研費-(学術研究助成基金助成金)研究活動スタート支援
研究課題名 : 基礎看護学教育における患者安全の基盤となるリスクセンスの検討
課題番号 : 22K20262
 
【下岡准教授によるコメント】
臨地で行われる病院実習は看護学生にとって、その知識・技術・態度を統合し、それらを発揮する重要な学習の場となっています。その中、学生達は看護行為を通して、戸惑いや焦りなどの気持ちと共に、「ヒヤッ」としたり「ハッ」としたりするなどネガティブな感覚を体験しています。しかしながら、この体験は、危険、即ちリスクを予知することへつながります。また、この感覚、即ちセンスにより素早く次の手を打つことが出来れば、事故には至らず安全に看護行為ができると考えています。この研究の目的は、看護学生の実習での看護行為を分析し、患者の安全の視点から問題に気づくというリスクセンスを育成するための教育的な示唆を得ることです。その結果が、看護基礎教育における安全対策への提案となるといえます。
 
本学の2022年度 科研費採択課題情報は下記よりご覧いただけます。