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論文が掲載されました(大学院保健医療学研究科 工藤慎太郎教授) 

2022年01月13日(木)森ノ宮医療大学
  

本学大学院生の平川佳祐さんが筆頭著者で、工藤慎太郎教授が責任著者である論文がThe Footに掲載されました。

Title:Investigation of the relationship between the thickness of the plantar calcaneonavicular ligament and plantar fascia in patients with plantar fasciitis
Journal:The Foot. 2022; 50: 101890. 
Authors:Hirakawa K, Tsutsumi M, Kudo S.

【概要】
ランニング障害や中高年に多い踵の痛みの1つである足底腱膜炎の発生機序の1つとして、足部の不安定性が知られていましたが、その不安定性が発生する理由は分かっていませんでした。
私達は数年前から、足部の安定性に寄与する底側踵舟靱帯に注目し、そのエコーでの評価方法を確立していました。
今回、その手法を用いて足底腱膜炎の症例のエコー評価を行ったところ、底側踵舟靭帯が菲薄化していることが分かりました。
今後は足部の不安定性の評価方法を明らかにしたいと思っています。