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「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」を開催!

2022年01月06日(木)森ノ宮医療大学
  

81日(日)および1128日(日)、「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」を開催しました。

このプログラムは大学等の研究機関で行っている科学研究費助成事業(科研費(KAKENHI))の研究成果をもとに、小学校5・6年生、中学生、高校生を対象に、直に見る、聞く、ふれることで、科学のおもしろさを感じてもらうプログラムです。

【ひらめき☆ときめきサイエンス】

 https://www.jsps.go.jp/hirameki/

臨床工学科 辻義弘准教授が「人工腎臓 ミクロの世界を体験しよう!」をテーマに講義や実験などを企画。両日10名の小学56年生とその保護者などが参加しました。また、実施協力者として臨床工学科の学生12名が参画しました。


「牛乳が透明になったよ!」

腎臓と人工腎臓の働きを学びました。慢性腎臓病の治療に使われている医療機器である人工腎臓を分解し、構造や形状について顕微鏡を使って観察しました。人工腎臓の仕組みを学んだ後は、牛乳やコーヒー牛乳を人工腎臓(ダイアライザ)を使って濾過し、色や香りが変化する様子を観察しました。透明になった牛乳やコーヒー牛乳から、「腎臓の働き」を学ぶとともに、人工腎臓がどのように血液を浄化(キレイに)しているのかを学習しました。


小学校の理科で学習した「ものの溶け方」や「からだのつくりと働き(じん臓のはたらき)」が医療の分野で人工腎臓として応用され「人の命を救っている」ことを知り、理科を学ぶことの楽しさを感じることができました。また、「腎臓の働き」や「腎臓病」についての学習を通じて、自分自身や他人のカラダをいたわることができる優しい心を養うことができました。

プログラムの最後には修了式が行われ、前川佳敬学部長より参加者一人ひとりに「未来博士号」を授与しました。アンケートでは「じんぞうのすごさがわかった」、「小学校で習った理科が人の命を救うのに役立っていると知れた」などの感想がありました。
参加者の笑顔や驚きの表情、好奇心あふれる様子が印象に残るプログラムとなりました。

当日の様子は
コチラ