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 <10.27>日本縦断イベント「RUN伴」に本学の学生が参加

2018年11月07日(水)森ノ宮医療大学
広報室

 現在、日本全国において認知症の人と接点がなかった地域住民と、認知症の人や家族、医療福祉関係者が一緒になってタスキをつなぎ、日本全国を縦断する「RUN伴」というイベントが開催されています。
 
本イベントは「認知症の人と一緒にタスキをつなぐ体験を通じて誰もが暮らしやすい地域づくりを推進する活動」をめざして、2011年からスタートしています。
2017年には初の海外開催として台湾でも開催され、今後は香港、シンガポール、ヨーロッパなどでも展開を予定しており、各地でつながりを育んでいます。
 
そして今年はこのイベントに本学も加わり、作業療法学科の松下ゼミの学生が中心となり、「チーム森ノ宮医療大学」として出場することとなりました。
出場した大阪エリアのコースでは本学からスタートし、長居公園までの区間約11.9kmのタスキをつないでいきました。
最終ゴール地点では多くの参加者が集まり、本学の学生からも「北海道から沖縄までタスキが繋がっていくことを実感し、感動を覚えた」と感想を聞くことができました。
 
本イベントを通じて認知症の人に対するイメージが変わったり、地域のお互いに知らなかった人同士がつながったり、認知症について取り組む地域同士がつながったりすることで、認知症の人も含めて誰もが安心して暮らせる地域が作られていくことを願っています。