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<10.8> 東ティモールの大学生と交流

2015年10月13日(火)森ノ宮医療大学
広報室

日本とアジア大洋州地域との間で互いに人材を招へい・派遣し、相互理解を促進することなどを目的とした外務省の事業「JENESYS2015」の一環で、東南アジアの島国東ティモールの訪問団がこのほど来日し、10月8日(木)、森ノ宮医療大学を訪れました。
 
メンバーは、東ティモールで総合医療や看護、助産、薬学、栄養を専攻する大学生など約20名です。9日間の日本滞在中に東京、大阪、兵庫を訪れ、各地で大学や医療機関、企業などを視察しました。
 
8日午前、本学の正面玄関にバスで到着した一行は、東棟4階の大教室で本学の概要説明を聴いた後、理学療法学科の「地域リハビリテーション」に関するミニ講義を受けたほか、各学科の実習室や施術所を見学しました。また、昼食時は学生食堂メディカフェの2階で開かれた本学学生との交流会に出席しました。
 
交流会では、双方の学生が並んでランチを食べながら積極的にコミュニケーションをとり、会場は言葉の壁を感じさせない一体感と熱気に包まれました。あちこちで笑い声が響き、一緒に写真撮影をしたり、記念のプレゼントを贈り合ったりする姿も見られました。交流に参加した本学の学生からは、「もっと時間がほしかった」「英語を話せるようになりたいと思った」といった感想が聞かれました。多くの学生が、国際交流への関心や英語学習に対する意欲をかき立てられたようです。
 
また、訪問団の関係者によると、本学での交流を終えた東ティモールの学生たちも、次の視察先に向かうバスの中でなかなか興奮が冷めず、車内は非常に賑やかだったとか。「このときのバス内が、これまでで一番うるさかったです」(訪問団関係者)とのことでした。
 
日本で暮らす私たちにとって、これまで東ティモールは決してなじみ深い国ではありませんでした。しかし、この日の交流を機に、東ティモールの人々に対する親しみと関心が、私たちの中に強く芽生えたことは間違いありません。
 
訪問団のみなさま、そして、本学への訪問団来校に関する様々な調整をしてくださった関係者のみなさま、貴重な出会いをどうもありがとうございました。