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荻原学長が会長を務める第28回日本老年学会総会が開催されました。

2013年06月07日(金)森ノ宮医療大学
広報室

6月4日~6日の3日間にわたり、本学の荻原学長が会長を務める第28回日本老年学会総会が
大阪国際会議場他で開催されました。

4日に行われた会長講演では、荻原学長が「超高齢社会と老年学」をテーマに講演し、老化に関係する
遺伝子研究の成果を紹介した上で、若さを保つ秘訣として「ポジティブシンキング」や「笑い」が重要な
役割を果たすと指摘しました。

また、健康なお年寄りも増えている日本において、高齢者の定義を現在の「65歳以上」から
「75歳以上」に引き上げるべきだとの考えを示しました。

5日に行われた「高齢社会における統合医療」と題したパネルディスカッションでは、
本学・鍼灸学科の山下仁教授が「高齢者医療における鍼灸の役割」について発表しました。

山下教授は、東日本大震災の被災地で実施した鍼灸ボランティアの取り組みを例に、
直接手で患者さんに触れ、多くの対話を行う鍼灸治療の特性がスピリチュアルなケアに
つながると述べ、東洋医学の「手段」だけでなく「視点」や「コンセプト」も含めて取り入れた
統合医療の必要性を訴えました。

また、本学会がYahoo!ニュースに掲載されました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130604-00000006-cbn-soci