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<5.21> 荻原学長が高血圧啓発キャンペーンで司会・講演

2011年05月21日(土)森ノ宮医療大学
広報室

毎年5月17日は「高血圧の日」です。

2005年に創設された「世界高血圧デー(World Hypertension Day)」の啓発活動に、日本も2007年から参加し、毎年同日を「高血圧の日」と制定し、健康な生活を送るためには生活習慣の改善と血圧値の管理が大切という「高血圧啓発キャンペーン/ウデをまくろう、ニッポン!」を行っています。
第1回(2007年)には千葉マリンスタジアムで、24時間以内にどれだけ多くの人が1ヶ所で「ウデをまくって」血圧測定できるかというギネス世界記録に挑戦し、世界記録を樹立したイベントが行われるなど、過去4回札幌や福岡など全国各地のイベントで血圧相談会始めさまざまな情報提供・啓発活動が展開されています。

5月21日(火)に開催される市民公開講座『ウデをまくろう、ニッポン!in 大阪』は、そうしたキャンペーンの大阪開催で、当日は先着450名様を無料招待し、血圧相談会や血圧測定会のほか、コンサートや講演、パネルディスカッションなど盛りだくさんの内容で行われます。

本学の荻原学長は、高血圧の成因・治療に関する研究を一貫して行ってきており、2006年第21回国際高血圧学会(福岡)会長、2007年日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員長を歴任。現在、日本高血圧協会副理事長。「老年者高血圧の治療指針」(先端医学社)「予防とつきあい方シリーズ」(メディカルレビュー社)等、この分野の著作も数多い第一人者です。

今年の市民講座では、オープニングトークやパネルディスカッションの進行を務めます。
以下に、キャンペーン開催にあたってのご挨拶を掲載します。

「高血圧は、放っておくと怖い病気です」

5月17日は高血圧の日ですが、その日を中心に日本高血圧協会による市民公開講座などの啓発活動がここ大阪で開催されます。今、日本では約4,000万人が高血圧にかかっていると推定されています。しかし、自覚症状がほとんどないために、40歳代、50歳代では約4割の方が治療しないで放置しているのが現状です。
実は高血圧はサイレントキラー(沈黙の殺人者)とも呼ばれる怖い病気なのです。なぜなら、高血圧は放っておくと血管の壁が厚くなったり、弾力性が失われて、動脈硬化を起こします。この動脈硬化が、脳卒中や心筋梗塞など、命を脅かす重大な合併症を引き起こす可能性があるからです。
65歳未満で合併症のない方の血圧の目標値は130/85mmHg未満です。血圧の高めの方は130/85mmHg未満を目指し、チャレンジしましょう。

『ウデをまくろう、ニッポン! in大阪』

日時:5月21日(土) 12:30~13:30 血圧相談会・血圧測定会など
13:30~14:00 コンサート
14:00~16:00 講演・パネルディスカッションなど
終了後、血圧計や歩数計が当たる抽選会など

場所:オーバルホール(大阪市北区梅田3-4-5 毎日新聞社ビルB1)
共済:日本高血圧協会、ノベルティスファーマ株式会社

【申し込み方法】
下記(1)~(7)の内容を明記した上、ファックスまたは、ハガキにて「ウデをまくろう、ニッポン!in大阪」事務局までお申し込みください。
(1)郵便番号・住所/(2)氏名[フリガナ]/(3)年齢/(4)電話番号/(5)性別/
(6)参加人数/(7)血圧に関して聞きたいこと

◆FAX番号:0120-504-502
◆ハガキ郵送先:〒162-8790 東京都新宿区市谷船河原町6「ウデをまくろう、ニッポン!in大阪」事務局

<過去のキャンペーン内容を知るための参照URL:血圧ドットコム>
http://www.ketsuatsu.com/special/udewomakuro/2010.html