INFORMATION

関西地区第24回放射線診療学術講演会にて講演を行いました(臨床工学科 大久保さやか講師)

2024年07月16日(火)森ノ宮医療大学
  

2024年6月21日(金)「関西地区第24回放射線診療学術講演会」において、本学の医療技術学部 臨床工学科 大久保さやか講師がオンラインにて特別講演の講師を務めました。
本講演会は、多くの企業が共催、私立医科大学放射線技師長会や大阪府診療放射線技師会等が後援しており、放射線技術学に関する研究発表、知識の交換ならびに関連学協会との連携を図ることを目的として開催されています。
 
今回、関西地区放射線診療学術講演会の相談役/顧問を務めている本学の医療技術学部 診療放射線学科 奥村雅彦教授より、ICD(植込み型除細動器)、ペースメーカーにおける放射線や磁気、高周波の影響について臨床工学技士の観点から講演してほしいとの依頼があり、実現しました。
 
講演では、放射線領域におけるICDやペースメーカー等のデバイスに対して、チームとして患者を守るためのアプローチにフォーカスを当てて説明しました。
当日は業界内で注目されている内容だったということもあり、全体では171名、オンライン聴講では161名と、予想を上回る多くの方々が参加されました。
 
【大久保講師のコメント】
放射線領域のデバイスに関してどこまでウエイトを置いているかなどについて悩んだこともあり、外勤先やデバイスメーカーに事前にリサーチを行いました。加えて、診療放射線技師が普段治療を行う際にどのような質問やトラブル対応の相談があったかなども調べたうえで、資料作成のもと講演に臨みました。
今回、不特定多数のニーズにこたえる難しさを実感すると同時に、他職種ならではの案件にも分かりやすく対応できるよう、さらに知識を積む必要性を感じました。今後も本学の特徴の1つである「チーム医療」ならではの横のつながりを教員間でも大切にしながら、職種の垣根を越えた取組みを継続・推進していきたいと考えています。
 
【教員データベース】
 下記より研究者の業績等をご覧いただけます。
 
 大久保さやか講師(臨床工学科)