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第32回サイコネフロロジー学会 学術大会・総会にて研究成果を発表!

2021年12月23日(木)森ノ宮医療大学
  

第32回サイコネフロロジー学会 学術大会・総会にて、本学臨床工学科の血液浄化ゼミ(辻義弘准教授)に所属する学生が研究成果発表を行いました。
本来は12月11日(土)~12日(日)に島根県松江市で開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、Webでの開催となりました。
 
「サイコネフロロジー」とは腎臓病学と心身医学・精神医学・心理学・看護学などの共通する部分を扱う学問です。本学臨床工学科では「患者の心に寄り添うことができる医療従事者」の育成をめざしており、教育の一環として「サイコネフロロジー」に取り組みながら研究活動を行なっています。
 
今回の発表演題及び発表者は以下のとおりです。
【一般演題】
・演題名:なぜ穿刺ミスをしてしまうのか? 穿刺時に起こるイップスと性格特性の関係
・発表者:井上 竜汰(保健医療学部 臨床工学科 4年生)
 
・演題名:マスク着用時の笑顔こそ口角を上げる‐脳波計を用いた臨床工学技士養成大学における接遇教育の試み‐
・発表者:濱洲 智朗(保健医療学部 臨床工学科 3年生)
 
【野原記念賞候補演題】
・演題名:糖尿病性腎症患者の性格特性と心理的状態が病者役割行動に与える影響について
・発表者:荒木 陽孝(保健医療学部 臨床工学科 4年生)
 
・演題名:「対象喪失と喪の作業」に着目した臨床工学技士養成大学におけるサイコネフロロジー教育の試み
・発表者:伊藤 匠(保健医療学部 臨床工学科 3年生)
 
これまで取り組んできた研究成果を発表するとともに、血液透析患者が遭遇している心理的問題についての理解とアプローチ方法を考える貴重な機会となりました。
今回の経験を次に繋げていけるように、これからも研究活動に取り組んで参ります。