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「じん臓すごいぜ!人工じん臓で学ぶじん臓の働きとろ過の仕組み」小学5・6年生対象「ひらめき☆ときめきサイエンス」を開催!!

2024年07月31日(水)森ノ宮医療大学
  

2024年7月6日(土)・7日(日)に「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」を開催しました。このプログラムは大学等の研究機関で研究者が行っている科学研究費助成事業(科研費)の研究について、その中に含まれる科学の面白さを、我が国の未来を担う小中学生、高校生に分かりやすい形で直に伝え、科学的好奇心を刺激し、”ひらめき”、”ときめく”心の豊かさと知的創造性を育むことを目的としています。
 
テーマ
今回のプログラムは小学5・6年生を対象としたもので、医療技術学部 臨床工学科 辻義弘教授が「じん臓すごいぜ!人工じん臓で学ぶじん臓の働きとろ過の仕組み」をテーマに講義や実習等を行い、当日は各日程10名の小学5・6年生と保護者が参加しました。また、実施協力者として、本学臨床工学科の学生と本学卒業生が参画しました。
 
プログラムの内容
講義では、腎臓が体のどこにあるのか?どれくらいサイズなのか?どんな働きをしているのか?といった内容や人工透析を使用して血液を浄化(キレイに)するろ過の仕組みを学びました。さらに実習では、豚の腎臓を解剖したり、腎臓模型を作ったり、医療現場で使用されている人工腎臓と血液透析用監視装置により、牛乳やジュース等のろ過実験をすることで人工透析が行っている浄化を体感しました。目をキラキラとさせながら、初めて触れるものにワクワクした表情で取り組む子どもたちの様子が印象的でした。
 
未来博士号授与式
プログラムの最後には修了式が行われ、森谷正之副学長より参加者一人ひとりに「未来博士号」が授与されました。アンケートでは「ふだんは体験できない本物の腎臓を解剖したりすることができて、とても楽しかった」、「人間の体の中でいろいろなことがされているのが知れた」、「かいぼうがこわくて泣いちゃったけど、けっこうがんばれてよかった」などの感想がありました。