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<理学療法学科> オンライン・オフラインを併用した学内臨床実習を実施

2020年12月14日(月)森ノ宮医療大学
広報室

新型コロナウイルス感染症の拡大の影響で、学外臨床実習が中止となりました。
本学では、新たな実習の取り組みとして、11/16(月)~12/11(金)にてオンライン・オフラインを併用した学内臨床実習を実施しました。

今回の学内臨床実習は、株式会社ALTURAと16名のピアサポーターの方々にご協力いただき、学内にいながら「当事者(患者)×学生」として理学療法評価を実践することができました。

オンラインでは問診を通して、当事者の生活機能を想起すること、オフラインでは万全の感染症対策のもと、本学へお越しいただき「診て・触れて・感じる」ことで、より臨床現場を意識した学内臨床実習を経験することができました。

また12/8(火)には、車椅子インフルエンサーとして多くご活動されている中嶋涼子様にお越しいただきました。
午前はご講演として、機能・能力障害などを抱える当事者の心について聴く機会をいただき、午後からは実技として、問診や動作観察を通して問題点を抽出し、検査・測定を実施させていただきました。

この1カ月間に及ぶ学内臨床実習での経験は、理学療法士として就職を控える4年生にとって大切な、「当事者に寄り添う心」について再考する良い機会となりました。
理学療法学科では、コロナ禍の現状に限らず、規程カリキュラムの一貫としても、この取り組みを導入いたします。

今後も、学生が学内にいながら「臨床」を経験できる機会を提供するとともに、理学療法教育の可能性を広げていきたいと思います。

▼ご協力いただきました株式会社ALTURAのプレスリリースになります▼
https://www.sankei.com/smp/economy/news/201126/prl2011260898-s1.html