DEPARTMENT OF NURSING

リハビリテーション3学科体制で
TEAM Rehabilitationを追究する

リハビリテーション3学科体制で
TEAM Rehabilitationを追究する

  1. 2024年4月、言語聴覚学科誕生

    言語聴覚学科の開設によって、リハビリテーションの中核を担う3職種、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を養成する国内有数の環境が整いました。

  2. 学部独自の3学科連携カリキュラム「総合リハビリテーションIPW演習」

    リハビリテーションでは、当事者の方(患者さん)が「自分らしく生きる」ために3職種が連携してアプローチする必要があります。3年次の「総合リハビリテーションIPW演習」では模擬症例(仮想患者)を通じて3学科混成のグループディスカッションを行い、チーム・リハビリテーションを経験します。

  3. 専門分野をさらに深める「3学科合同プログラム」を導入

    2年次から3年次にかけて、「高齢期リハビリテーション」、「小児リハビリテーション」、「精神・心理リハビリテーション」の3領域から興味をもったプログラムをひとつ選択。3学科の学生が一緒に学ぶことで、リハビリテーションが何をすべきかを広い視野で捉えていきます。

3学科連携の学びでさらなる高みへ。

総合リハビリテーション学部では、理学療法学科、作業療法学科、言語聴覚学科の3学科が連携した学びを展開することで、リハビリテーション3職種を相互に理解し、チームとして患者さんと向き合う力を養います。

「総合リハビリテーションIPW演習」

臨床を想定した3職種の連携を経験する

理学療法学科・作業療法学科・言語聴覚学科の3学科合同で実施する科目「総合リハビリテーションIPW演習」では、3学科混成でグループを作り、模擬症例(仮想患者)に対してケースカンファレンス(症例検討会)を行います。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が協働・連携したチームリハビリテーションについて学び、それぞれの役割や専門性も理解します。
「総合リハビリテーションIPW演習」は、全学部で実施する「IPW論」と比べ、よりリハビリテーションに特化した内容を扱うため、それぞれのリハビリテーション職がどのように協働していくことができるかを深く学ぶことができます。

アドバンスド・リハビリテーションプログラム
「Morinomiya Advanced Rehabilitation Program」

リハビリテーション領域をさらに深く学ぶ

各学科で学ぶカリキュラムとは別に、3学科合同で「高齢期」「小児」「精神・心理」の3分野について専門的に学修するプログラムです。2年次後期に自分が興味のある分野を1つ選択し、他のリハビリテーション職を志す学生と共に知識を深め専門職としてキャリア形成をめざしていきます。

各学科のカリキュラムに加え、専門性、実践力を強化する、本学独自の3学科合同プログラム

各学科のカリキュラム

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総合リハビリテーション学部3学科合同
専門分野をさらに深めるプログラム

高齢期

高齢者の特性を学び、加齢により失うものだけでなく得ていくものにも目を向け、高齢者の多様性を学びます。また、対象者個人だけでなくその周りの社会や地域の問題についても学修し、高齢者のコミュニティ作りや社会参加の促し、情報発信といった街づくりにおける問題提起と解決策も考えていきます。

カリキュラム例
  • 高齢期リハビリテーション概論
  • 高齢期リハビリテーション特論

小児

子どもをとりまくさまざまな環境(周産期・子どもの発達・ライフステージ・生育環境)を理解し、小児リハビリテーションにおける多職種連携の重要性を学び、改善に向けた支援プラン作成ができる力を身につけることを目的とします。

カリキュラム例
  • 小児リハビリテーション概論
  • 小児リハビリテーション特論

精神・心理

精神疾患の患者さんへのリハビリテーション、またその家族へのメンタルサポートを行う職種間の連携について学修し、地域での取り組みや社会問題の理解と解決策、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムを構築するためのリハビリテーション職種の役割について検討します。

カリキュラム例
  • 精神・心理リハビリテーション概論
  • 精神・心理リハビリテーション特論

リハビリテーションとは?
[理学療法士・作業療法士・言語聴覚士]

リハビリテーションとは

ラテン語をベースに造られた「Rehabilitation」という言葉には「再びその人らしい状態にする」という意味が込められています。たとえば、交通事故で利き腕を失えば、文字を書くことや食事を摂ることも困難です。そこで、もう片方の手を使って日常生活を送れるように訓練を行うのもリハビリテーションの1つ。有効な治療法がなくても、患者さんに再び生きる喜びを与えることができます。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は、患者さんが自分らしく、満足のいく生活が送れるように力を尽くすプロフェッショナルです。

学科紹介