研究紹介 Research
2024/11/07
第35回日本整形外科超音波学会にて本学大学院生が「優秀演題賞」を受賞しました(保健医療学専攻 中西聖弥さん)
2024年10月19日(土)、20日(日)に東京都の京王プラザホテルで開催された「第35回日本整形外科超音波学会」にて、本学大学院 保健医療学研究科 保健医療専攻 中西聖弥さんが優秀演題賞を受賞しました。
本学会のテーマは「Improve one’s skills ―超音波診療の更なる向上を目指して―」とし、超音波検査から診断、そして治療への応用、超音波ガイド下手術等、運動器超音波診療のカテゴリーを基に、幅広い職種の方々が本学会で発表し、討論することを目的に開催されました。
当日、中西さんは「変形性膝関節症における膝蓋下脂肪体の異常を超音波画像装置で評価する新しい方法」について発表しました。
本学理学療法学科の運動器スポーツ障害系理学療法領域では、徹底的に「見える化」に拘って理学療法に感動を起こす研究に取り組んでいます。
本研究は、理学療法学科の工藤慎太郎教授、堤真大講師、臨床検査学科の川畑浩久教授、大学院生の中西聖弥さん、北川崇さんが数年前から行ってきた変形性膝関節症の重症化もは膝蓋下脂肪体の線維化が重要なカギを握ると考えてきた研究の一環で、線維化についてはこれまで多くの研究が行われてきたものの、定性的にしか判断されておらず、本研究で超音波エコー装置を用いて定量化することに成功しました。
なお、本研究は科学研究費助成事業(科研費)24K02805の助成を受けて実施されました。
【科研費に関する情報】
科研費基盤研究(B) 24K02805
膝蓋下脂肪体の線維化と酸欠に着目した変形性膝関節症の進行を予防する運動療法の開発
URL:https://kaken.nii.ac.jp/ja/search/?kw=24K02805
科学研究費助成事業(科研費)
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html
【教員データベース】
下記より研究者の業績等をご覧いただけます。
工藤慎太郎教授(理学療法学科)
https://www.morinomiya-u.ac.jp/guide/kyoin.php?c=teacher_detail&pk=1495536354010
堤真大講師(理学療法学科)
https://www.morinomiya-u.ac.jp/guide/kyoin.php?c=teacher_detail&pk=1620908154
川畑浩久教授(臨床検査学科)
https://www.morinomiya-u.ac.jp/guide/kyoin.php?c=teacher_detail&pk=1495536371005