合格の秘訣は
入学後の自分を
想像すること
入学後の自分を
想像すること
総合型選抜【学習成果重視型】
言語聴覚学科/大阪府立桜塚高等学校(大阪府)
(総合型選抜【学習成果重視型】/国語、英語)
岡﨑 智美さん
本学を志望した理由は?
小学生からの夢であった言語聴覚士をめざし、高校2年生の夏ごろに関西圏の学校をWEBサイトで調べて知りました。
オープンキャンパスに行った当時はまだ言語聴覚学科は開設前で、校舎もなければ先輩もいない状況でしたが、他学科の先輩方の仲の良い雰囲気や、チーム医療が学べることが、他の学校にはない魅力だと感じ、受験しました。
本格的に勉強を始めた時期は?
高校2年生になる直前の春休みから、苦手な英語の基礎を固めるため中学校の範囲から勉強し直しました。本格的な受験対策として、過去問や面接の練習を始めたのは、高校3年生の夏休みからだったので、まわりと比べると少し遅めのスタートだったのかなと思います。ただ今思い返すと、森ノ宮の試験は基礎がしっかりしていれば解ける問題が多かったので、自分の勉強の進め方が合っていたと感じます。
具体的な勉強方法を教えて!
苦手な英語は英文を見てすぐに文型がわかるか、それがわかったら次に、並べ替え問題でちりばめられている単語が、何詞でどこに持ってくるのが正解なのか、そういった基礎をとにかく頑張りました。長文問題では、スラッシュを引き、早く正確に内容がくみ取れるように何度も練習しました。
受験生の大事な時期にこんな基礎ばっかりやっている場合ではない!と焦ってしまうこともありましたが、苦手科目こそ、基礎ができていなければ、応用問題は解けないので、まずは基礎をしっかり固めて土台を作ることが大切だと思います。
面接は高校の進路室にあった過去の質問集をもとに、聞かれそうな内容を考えました。また、友だちに試験官役をやってもらい、入退室や受け答えを録画し何度も見直しました。そのおかげか、先生との面接練習では初回にもかかわらず「バッチリだね!」と言ってもらえたことを覚えています。
また大学が開催する入試対策講座へも参加し、解き方や対策を知ることで、不安な気持ちが落ち着いたことも覚えています。
受験勉強中に苦労したことは?
医療系の大学ならではの苦労だと思うのですが、国語と英語とも長文問題で、医療や環境系の文章が多く出てきたことです。苦手の英語もちろん、得意だった国語でも読み慣れない文章や単語が数多く出てくることに動揺してしまい、過去問で点数が取れなくなっていた時期がありました。見慣れないものに動揺するなら、たくさん見て慣れてみよう!と思い、他の医療系の学校の過去問に目を通してみたり、ネットニュースで医療や環境のことを調べるなどして、日頃から意識して触れるよう意識しました。すると、ある時から急にスラスラと読めるようになり、過去問の点数も20点以上アップしたので、おすすめです。
あなたが思う合格の秘訣は?
私が思う合格の秘訣は、自分が入学してそこで生活している様子を想像することです。まだ見ぬ友だちとご飯を食べたり、一緒に勉強したりと、なるべく具体的にイメージすることで、前向きに取り組むことができました。受験期は勉強や面接練習など、しなければいけないことはたくさんあると思いますが、モチベーションにもなりますし、合格がゴールになってしまわず、入学後も目標を持って頑張ることができると思います。
[MESSAGE]
受験はしんどいし、不安でいっぱいになってしまうこともあると思いますが、そんなときほど、焦らず自分のペースで一歩ずつ前へ進んでください。自分の将来を決められるのは自分だけです。たくさん迷って悩んでもいいと思います。悩んだ末に決めたものがあれば、それに向かって一生懸命突き進んでください。何かを一生懸命頑張ったことは、のちにかけがえのない大切な思い出になります。皆さんと一緒に勉強できる日をここで待っています。