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[2025.01.09]

2024年12月24日(火)に鍼灸学科卒業生の原辺允輝さんと山口総一郎さんが本学に来校し、鍼灸学科メディカル・スポーツトレーナー研究会(MST)との交流会を実施しました。

 
原辺さんと山口さんは、現在オーストリアのプロサッカーチームSKNザンクト・ペルテンにトレーナーとして所属しています。
SKNザンクト・ペルテンは、ニーダーエスタライヒ州の州都に本拠地を置くスポーツ総合クラブです。サッカー部門では、男子・女子チームがあり、男子はオーストリア・ブンデスリーガ2部に所属、女子はブンデスリーガ1部に所属しており、特に女子チームはリーグ屈指の強豪でUEFA女子チャンピオンズリーグの常連です。
原辺さんはリーグを代表する女子チームのトレーナーとして活躍しており、山口さんも2024年7月から下部チームに帯同しています。
 
当日の交流会では、原辺さんや山口さんの実体験に基づき、「海外での活動を志したきっかけ」や「心構え」、「学生時代で行うべき行動」などについてお話いただきました。
話を聞いた学生たちの笑顔が印象的で、とても良い刺激となり、在学中の積極的な行動に繋がる機会になったのではないかと思います。
 
今後も臨床現場の生の声を届ける機会を積極的に設け、学生の幅広い豊かな進路選択を支援していきます。
 
【原辺允輝さんの記事】
なぜ選手はトレーナーに心を開くのか? 欧州クラブで働く日本人専門家が語る理由「実は…と言ってもらえる」【インタビュー】 | フットボールゾーン
欧州強豪クラブで働く日本人トレーナーの仕事術と哲学 「優秀だから必要とされるとは限らない」【インタビュー】 | フットボールゾーン
 
【メディカル・スポーツトレーナー研究会(MST)】
スポーツに寄与するトレーナーとしての資質と技術の向上をめざす鍼灸学科独自の研究会です。授業とは別に定期的な勉強会を開催し、テーピングの巻き方やストレッチ方法、ウォーミングアップ・クールダウンの指導などに加え、救急法から検査や病態把握まで医療者・スポーツトレーナーに必要な事を学びます。課外活動では、森ノ宮フェスティバル U-15サッカー、実業団チームの大会や練習、マラソン大会など様々なスポーツ現場にトレーナーブースを設置して知識・技術の向上を目指しています。卒業生はプロチームや地域スポーツに貢献しています。

  • (中央左)原辺允輝さん、(中央右)山口総一郎さん
    (中央左)原辺允輝さん、(中央右)山口総一郎さん

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