NEWSお知らせ
[2021.04.15]
このたび、理学療法学科 工藤慎太郎教授の論文が掲載されました。
Title:Assessment of walking disorder in community-dwelling Japanese middle-aged and elderly women using an inertial sensor.
Journal:PeerJ 9: e11269 https://doi.org/10.7717/peerj.11269, 2021
Authors:Miyashita T, Kudo S, Maekawa Y.
WEB link:https://peerj.com/articles/11269/
【概要】
地域在住の50-80歳の健康な女性の歩行中の足関節に生じるパワーを計測しました。
その結果、80歳代は他の年代と比べて、明らかに足関節パワーが低下していました。
さらに足関節パワーは従来ロコモのチェックで用いられる指標より、歩行速度を反映しやすいことが明らかになりました。
また、50-60歳代で地域で元気に暮らしている健常者といえども、足関節パワーが80歳代並みの方もいらっしゃいました。
これらの結果から、臨床や地域で簡便に足関節に生じるパワーを計測することで、これまで見落とされていたロコモ予備軍を見つけ出せる可能性が分かりました。
今後はこの方法を用いて、ロコモやフレイルに対する運動療法の効果を示していきたいと思います。
【概要】
地域在住の50-80歳の健康な女性の歩行中の足関節に生じるパワーを計測しました。
その結果、80歳代は他の年代と比べて、明らかに足関節パワーが低下していました。
さらに足関節パワーは従来ロコモのチェックで用いられる指標より、歩行速度を反映しやすいことが明らかになりました。
また、50-60歳代で地域で元気に暮らしている健常者といえども、足関節パワーが80歳代並みの方もいらっしゃいました。
これらの結果から、臨床や地域で簡便に足関節に生じるパワーを計測することで、これまで見落とされていたロコモ予備軍を見つけ出せる可能性が分かりました。
今後はこの方法を用いて、ロコモやフレイルに対する運動療法の効果を示していきたいと思います。