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[2019.10.03]

2019年9月17日(火)~19日(木)にかけて、本学と連携協定を締結している韓国の三育大学(Sahmyook University)で、本学理学療法学科 工藤慎太郎准教授と理学療法学科に所属する3年生8名、本学大学院に所属する5名が研修に参加しました。


三育大学はソウル市に位置し、複数の医療分野や日本語学科を有しており、約6千人の学生が学ぶ大学です。
今回は三育大学での施設見学や両者の教員と大学院生による研究発表、学生交流、さらには国立リハビリテーションセンターやリハビリテーションクリニックの見学などを行いました。

研修のはじめに三育大学の総長から歓迎を受けたあと、広大な大学構内の施設見学を実施しましたが、学生らは設備の充実さや規模に驚いたようです。学生交流の時間では、互いに英語で積極的にコミュニケーションを図り、会話を楽しみながら交流を深めることができました。また本学の研究発表はすべて英語で行われたこともあり、工藤准教授や大学院生がプレゼンテーションに臨む姿は、学生たちにとって刺激を受ける機会にもなりました。

国立リハビリテーションセンターでは、最新のロボットリハビリテーションの研究や開発、リハビリテーションクリニックでは、韓国と日本のリハビリテーションの提供の違いなどを見学して学ぶことができました。
研修に参加した学生からは「英語の勉強をもっとしたいという気持ちになった」「これから積極的に海外の研修に参加したい」などの声が聞かれました。

今回の研修では、学生たちにとって英語の必要性を実感し、今後の学びにつながる貴重な経験となりました。
本学と三育大学は、今後も学術と研究の共同作業を実施し協力関係を確立、相互に留学の機会を提供するなど学術研究協力を進めていく予定です。