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[2021.11.24]

この度、本学診療放射線学科の学生2名が第1種放射線取扱主任者試験に合格しました!
 
「放射線取扱主任者」は、放射性同位元素や放射線発生装置の取扱において、放射線管理や放射線被ばくによる健康被害を防止するための監督者になることができる国家資格です。一般的に理工系の社会人が目指す「放射線取扱主任者」試験には第1種と第2種があり、業務範囲が最も広い第1種の試験に、学生時代に合格するには自主的な勉強が必要です。診療放射線学科では1年次後期から「主任者対策ゼミ」を開講し、受験希望者のサポートを行っています。
 
2021年度における第1種放射線取扱主任者試験の全国合格率は33.0%(受験者数2,546名、合格者840名)という非常に難易度の高い国家試験でありましたが、見事に2年生で合格を勝ち取りました!
 
第1種放射線取扱主任者試験合格者

■診療放射線学科2年
 ・前田 将汰さん
 ・鎰谷 美夢さん

今回、合格した学生2人にインタビューをして詳しく話を聞いてみました!

Q1.受験のきっかけについて 
<前田さん>
  1年生の後期に何か資格を取得したいと思い様々な資格取得を検討した結果、放射線管理に関する知識を深めていくと同時に、将来の選択肢も広げられることもあり勉強を始めました。
<鎰谷さん>
 コロナ禍で時間を有効的に活用したいと思ったのがきっかけです。また、1年生後期から放射線取扱主任者のゼミに入っていたこともあり勉強を本格的にスタートしました。

 Q2.勉強方法について
<前田さん>
 過去問をひたすら解きました。繰り返し解いていく中で、問題傾向や出題傾向が分かるようになり、回答方法を着実に身につけていきました。また、暗記系の問題は放射線概論(参考書)を使用しながら、基礎知識をしっかりと固めていきました。
<鎰谷さん>
 暗記系が苦手のため、放射線物理や放射線計測などの得意な計算問題を重点的に行いました。さらに、ゼミでの問題プリント等も活用し、自分の理解度を確認しながら勉強を進めていきました。

Q3今後の抱負について

<前田さん>

 大学で習得できるスキルや技術は何でも積極的に学んでいきたいです。現在は画像解析のプログラミングに興味があり、画像処理を行う際に必要となるプログラミング処理について学んでいます。将来の進路についてもしっかりと考えながら、これからも頑張っていきたいです。
<鎰谷さん>
 まずは国家試験勉強に向けて取組んでいきたいです。そのために日々の授業や実習での経験をしっかりと積み重ねていきたいと考えています。また、苦手なIT分野(情報系)の勉強も少しずつ進めていきながら、克服できるように頑張ります。

前田さん、鎰谷さん、合格おめでとうございます!


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