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[2021.06.24]

この度、作業療法学科 東泰弘講師が2021年度近畿作業療法学会の学会長賞を受賞しました。学会長賞は、近畿圏内の作業療法士会に在籍する会員より登録された演題に基づき、審査された中から、より優れた研究内容に対して贈られるものです。


東講師は従来存在するトイレ動作評価法とは異なる新たな「トイレ動作に特化した評価法」を開発しました。今回、実際の施設において、その評価法の信頼性を検証した結果、高い信頼性が認められました。また、経験年数が浅い作業療法士でも現場において、すぐに活用できるという点が特に評価され「学会長賞」を受賞しました。

東講師からは「この評価法により、トイレ動作を正確に評価できることで、自立に向けての支援につながると考えています。また、動作を「見える化」することで患者さんのモチベーションUPにもつながるのではないかと考えています。今後も作業療法の基本理念である『人は作業を通して健康や幸福になる』をベースに、患者さんが自立できる方法を見つけていきたいです」と心強い決意が語られました。


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