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[2020.12.23]

森ノ宮医療大学は12月21日(月)、大阪市福島区の中核病院として、地域の住民・行政・関係機関と連携しながら、地域医療の改革を進め、安心して暮らせる地域づくりに貢献してきた独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)大阪病院(以下JCHO大阪病院)と相互連携協定を締結しました。

JCHO大阪病院で同日開催された調印式では、同病院の西田俊朗病院長が「今日この場にお集まりの皆さまは、このようにマスクをしておられますが、1年前にはまさかこのようなことになっていると誰も思いもされなかったことでしょう。COVID-19が流行し始めて、医療機関のコラボレーションの大切さに気付かされました。現在、重症や中等症患者に適正な医療を提供するため病院間のスムーズなやりとりが必要である等、病院間での連携を密にとっていくことが求められています。また看護師等の不足も叫ばれており、優秀な看護師や技師を確保するためには、まずは人材の育成が必要となってきます。それがひいては日本の医療を支えることにもつながります。森ノ宮医療大学様との連携協定を機に、人材交流等をはかり、社会へ貢献して参りたいと思います。ありがとうございました。」と挨拶がありました。

清水尚道理事長は、「本学園は大学は創立14年目、専門学校は創立47年目になりました。大学の建学の精神にもあるように、本学園は現場で活躍できる臨床家を育成することに力を注いで参りました。ただ本学園は附属病院がございませんので、このような連携を結ばせていただけること、誠にありがたく思っております。ありがとうございました。」と挨拶し、荻原俊男学長は、「現在本学の実習受け入れをいただいておりますが、今後は研究面でも連携を深めていければと思っております。COVID-19により、医療現場は大変な混乱になっていることと存じます。本学としても何らかの支援を通じて、医療従事者の皆さまの助けとなれば幸いです。コロナ禍が落ち着きましたら、是非実際に本学にも足を運んでいただき、様々な交流を図っていきたく思います。ありがとうございました。」と述べました。

両者は今後、保健医療・医学分野における共同研究の実施、JCHO大阪病院での本学学生の実習の実施や研究指導、保健医療・医学分野に関する講義・講演等を通じた人材の相互派遣、双方の施設の相互有効利用等で、連携・協力を進めていく予定です。


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