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[2020.09.11]
この度、作業療法学科 由利禄巳教授が日本作業療法士協会より学術誌「作業療法」第38巻(2019年発刊)最優秀論文賞を受賞しました。
身体機能改善の報告が主流の介護予防分野で、「生活行為と参加の向上」に焦点化し、生活の質を高めるための具体的な方法を提示している点に加え、緻密な研究デザインによる検証が結果の信頼性を担保するものであると認められました。
由利教授は「生活目標設定手法」を用いた多職種協働による介護予防ケアマネジメントの効果に関する研究をテーマに、介護予防教室にて参加者の介護予防と主観的健康観に及ぼす効果および持続効果を検証しました。
本研究は、地域包括ケアにおける作業療法の有効性を示すと共に、関連職種に作業療法の理解を促す報告として価値が高く、今回そのことが高く評価され「最優秀論文賞」を受賞することとなりました!
本研究は、地域包括ケアにおける作業療法の有効性を示すと共に、関連職種に作業療法の理解を促す報告として価値が高く、今回そのことが高く評価され「最優秀論文賞」を受賞することとなりました!
由利教授からは「これまでの取組みが認められて、大変嬉しいかぎりです。協力いただいた多くの方々に感謝します。今後は地域や高齢者のために、活躍できる作業療法士を増やしていきたいです。」と心強い抱負が語られました。
由利教授の論文は日本作業療法士協会の「表彰論文」として掲載されています。
www.jaot.or.jp/files/page/wp-content/uploads/2010/08/Sagyoryoho38yusyusho.pdf
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