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[2020.02.19]
2月10日(月)に森ノ宮医療大学教育後援会協賛のもと、臨床工学科の学生を対象としたキャリアアップセミナーを開催しました。
セミナーでは社会医療法人愛仁会の理事長兼麻酔科部長の内藤嘉之先生をお招きし、「チーム医療による外科手術と麻酔科医の役割」と題し、医師としての経験や働くうえでのチーム医療の必要性などについて、ご講演をいただきました。今回の講演で学生らは、チーム医療においてそれぞれの専門性を発揮するためには、多職種の理解や連携が重要であることを改めて実感することができたのではないかと思います。
質疑応答も行われ、学生からの「麻酔科医が求める臨床工学技士とは?」という質問に対し、内藤先生は「自発的に考え、行動できる臨床工学技士になってほしい」と答えられ、能動的に動ける人材の重要性を訴えられていました。今回の講演全体を通して、学生たちの進路に対する意識も高まり、今後につながる実りある時間となりました。
また当日は臨床工学科以外の学生や教職員も多く聴講することができ、本学全体にとっても貴重な機会となりました。
臨床工学科は2018年4月に開設されたため、卒業生は未輩出ですが、今回のように医療現場で活躍している医療者をお招きし、講演会などの取り組みを継続して行うことで、医療界で活躍できる人材を輩出していく予定です。